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2017.04.20

ライフ

Spring Wave 〜今年もビーチタイムの季節がやって来た〜


ただくつろぐだけでも気持ち良い時間を過ごせ、サーフィンをした瞬間に人生は大きく変わってしまう。ひとつのシーンからそんな海の魅力を発見していくコラム。SEAWARD TRIP!
今回は「Spring Wave」

白い砂とクリアな海で知られる伊豆では、2月上旬に河津桜が咲き始める。
外気はまだ冬のそれ。
それでも快晴の青空に淡いピンクが重なる色鮮やかな光景は心を弾ませ、日も長くなったことから、ようやく長い冬が去って行ったと思えてくる。
確かに三寒四温の季節 柄、春らしい陽気は安定しない。
それでも今日も明日も寒さに捕らわれるといった、内向きになりがちな日々とは別れを告げたことを知るのである。
その伊豆には多くのサーフスポットが点在する。
江戸時代末期の開港の地である下田を拠点にすれば、白浜や多々戸などのビーチにアクセスしやすく、関東近郊はもとより、海外からもサーファーが訪れる。
魅力のひとつは透明度の高い海でのサーフ体験。
国道135号線を南下し、パッと開けた視界に飛び込む海のパノラマは、まるで異国に来たと思わせる美しさ。
都心からわずか数時間で出合うビーチ模様は想像を遥かに超え、また来たいと思わせてくれる。
アフターサーフには温泉や海の幸と、天然資源が豊かな街の恩恵にもあずかれる伊豆。
都内からなら特急利用でおよそ2時間半。クルマなら3~4時間のドライブで到着する。小旅行とは言い切れない距離なものの、行くだけの価値は十分。
家族連れでも、ホテルあり、旅館あり、さらにはキャンプ場も整備されている。
そして何よりオススメは美しい海でのサーフィン。きれいな海で遊ぶことがどれだけ楽しいのかを、伊豆の海は教えてくれる。
土屋高弘=写真
小山内 隆=文・写真セレクト
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