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2021.06.05

あそぶ

いつも“黒”を選びがちなランニングウェアは、梅雨こそ明るめの色を効かせよう

一柳 聡 
「Running Up-Date」とは……
前回に引き続き登場いただくのは、「アレキサンダーリーチャン」プレスの一柳さん。コロナ禍をきっかけに走り始めた2年生ランナーながら、スノーボードやスケートボード、自転車といったスポーツ経験を活かし、オリジナリティ溢れるスタイルで走ることを日常へと取り入れている。
ランニングウェア選びも、巷のミドルエイジランナーとは違ったストリートマナーが貫かれている。

購入前にちょい待った。その「黒」で本当にいいの?

一柳 聡 
キャップとショーツはアレキサンダーリーチャンの今季コレクションより。ジャケットはバートン[ak]、シューズはナイキだ。
爽やかなペールグリーンが目を引くシェルジャケットは、バートンの最高峰ライン、バートン[ak]の「ゴアテックス サージェンス ジャケット」。スノーボーダーである一柳さんらしいセレクションである。
「もともと冬山ではバートン[ak]を愛用していました。春の雪山用であるライトウェイトのこのモデルは、ランニングにも使えそうだなと。
ゴアテックス素材の中でも、裏地を省いた2層構造のゴアテックスパックライト プラスを用いているので、薄くて軽く、透湿性にも優れていてムレを感じさせません。
今日ぐらいの小雨であれば、走る予定は変えずにこれを羽織って玄関を出ますね。それと[ak]の特徴である立体的なパターンもいいんです。運動するときの姿勢を考慮したカッティングになっているので、走る動作を妨げず、動きやすい。
これは同名ジャケットの中でも今シーズンのニューモデルで、去年の冬頃からこの手の淡色系カラーをラインナップしています。ゴアテックスでこういうキレイな色はあまり見ませんよね」。
一柳 聡 
ランニングウェアは、ともすれば黒色ばかりを手に取ってしまいがち。全身ブラックで走ることもあるけれど、コーディネイトの挿し色としても使えることを考慮してグリーンを選んだ。このチョイスの仕方は参考にしたい。


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