2021.05.04
LEISURE

3分あれば何ができる? アウトドアで激旨エスプレッソが淹れられる!

暖かい陽射しに誘われて、無性に出かけたくなる今日この頃。遠出は憚られるが、開放的な場所でキャンプを楽しんだり、近所の公園でピクニックを楽しんでいる人は少なくないだろう。

今回取り上げるのは、そんなアウトドアシーンで活躍するポータブル・エスプレッソメーカーだ。

オレンジのがそれ。本体の大きさはH15.6×W6.2×D7.1cm、重量わずか336gのコンパクト設計。つまり350mlのペットボトル飲料と同じくらい。

直火で熱する必要もなく、電池も要らず、しかも簡単にエスプレッソが淹れられる……って、そんなのあり得るの!?

「ナノプレッソ(NANOPRESSO)」は手のひらサイズのコンパクトなエスプレッソメーカー。これに湯とコーヒーの粉さえあれば、いつでもどこでも香り高い一杯が楽しめちゃうのだ。

ナノプレッソを分解した図。上から給湯用のカップ、付属の軽量カップと掃除用ブラシ、加圧部、フィルターバスケット、そして抽出部。「ナノプレッソ」1万340円/WACACO(飯塚カンパニー 03-3862-3881)

アメリカではすでに、キャンプやトレッキング、サイクリングに興じる人たちに大人気だというこちら。どれほど優秀なのかをお伝えするため、その使い方を紹介しよう。

NEXT PAGE /

全工程3分! あっという間にコーヒーブレイク

まずはエスプレッソに適した深煎りのコーヒーの粉をセット。豆は細挽きか中挽きを選ぼう。

計量カップ一杯分をフィルターバスケットに入れたら、カップの裏を押し当てて、粉を押し固めるダンピングを行う。

計量カップの外径がバスケットの内径にぴったり合うサイズなので、計量カップの裏でそのままダンピングできる合理的な設計だ。

さらに美味しく抽出したいならバスケットに入れた粉をフラットにしておこう。

粉を詰めたフィルターバスケットを本体に装着し、抽出部となるキャップを閉める。

ここまで1分もかかっていない。

次に熱々の湯を準備しよう。魔法瓶で持ってこれるならバーナーなどの道具も不要だ。

給湯カップの内側の線まで湯を入れる。だいたい80mlくらいになる。

給湯用カップは黒い部分とオレンジの部分で分離できる仕様。

そして本体にカップをセットしよう。逆さにするのでしっかり閉まっているか確認を。抽出部を下にして、お好きなカップをスタンバイしよう。

アウトドアなのでシェラカップを用意。

丸いロゴ部分を回すとピストンが飛び出すので、そこを指で何度も力強くプッシュして抽出開始。このポンピングによって空気を送り込んで加圧し、濃厚なエスプレッソが作られる仕組み。

シュコシュコと何回か押していると、濃密なクレマ(エスプレッソの液面に浮かぶ泡)とともに抽出された琥珀の液体が出てきた。

ハイローストの豆を中挽きで使ったため少し色は薄め。ピストンを押す作業がクセになってきた頃には抽出が終了する。

エスプレッソとはイタリア語で「速達、急行」の意味だが、その名のとおり、ものの2〜3分でエスプレッソが完成。しっかりと圧力がかけられた証拠に、ふわふわのクレマが見てとれる。

口の広いシェラカップは冷めやすかった。正直、オススメしない。

アウトドアでエスプレッソと言えば直火式のマキネッタを使う人も多いが、一般的なマキネッタは2気圧。

もちろん気圧だけで語れないところはあるが、ナノプレッソは最大18気圧。一般的な電気式エスプレッソマシンと同等の圧力で抽出するからこそ、凝縮した旨みを引き出してくれるのだ。

NEXT PAGE /

より“エスプレッソ”な、ネスプレッソ対応のアダプターも!

コーヒーの粉が真空保存されている、ネスプレッソカプセルから抽出するためのアダプター。ナノプレッソ NSアダプター 3300円/WACACO(飯塚カンパニー 03-3862-3881)

下手したらドリップコーヒーを入れるよりも簡単なナノプレッソだが、さらに手間を省いたアダプターも展開。準備も後始末も楽なので、自分の時間をほかの楽しみに活用できるだろう。

3分あったらこれからは、ラーメンではなく、激旨なエスプレッソを。アウトドアシーンでの楽しみの選択肢がまた増えた。

 

[問い合わせ]
飯塚カンパニー
03-3862-3881
http://iizukaco.co.jp/

鈴木純平=文

# アウトドア# エスプレッソメーカー# ナノプレッソ
更に読み込む