2021.05.16
LEISURE

焚き火に魂を捧げた音楽家、ファンモン・モン吉の愛用キャンプギア3選

「こだわりキャンパーの愛用ギア」とは……

今春、待望の復活を遂げたファンキーモンキーベイビーズ。そのMCのひとり、モン吉さんの焚き火好きはファンなら誰もが知るところ。隙あらばツアー中でも薪に火を焚べ、隙間時間を楽しむ。

そんな彼が「これさえあれば」と力を込める3つのマスターピースを披露。

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モン吉●2004年に地元・八王子で「ファンキーモンキーベイビーズ」を結成。2009年から紅白歌合戦に4年連続で出場するも、人気絶頂の2013年に解散。以後は世界各国を旅して回り、2016年にはソロ活動も開始。今年は3枚目のソロアルバム『モン吉3』をリリース。大のキャンプ好きで、多いときは週3以上で焚き火を楽しんでいるとか。
 

①細いフレーム、薄い火床……なのに、この力強さ!

A4サイズでフラットに収納可能で、持ち運びも苦にならない「ピコグリル」の焚き火台。

「思い返せば学生時代から仲間たちと火を囲んでいましたね」とモン吉さん。しかし、“焚き火を欲している”と感じ、頻繁にやりだしたのは30代以降。最初の相棒はスノーピークの焚き火台だった。

「これがまた優秀な奴で、10年使ってもまったく壊れる素ぶりも見せません。だから延々と使えちゃう。シンプルな構造&見た目ですけど秘めたる利便性や機能性はバカにできない。だからこそ、もっとほかの焚き火台も試してみたくなるじゃないですか(笑)」。

こんなに薄くても……
こんなに力持ち!

ギアを新しく購入したい欲求に駆られ、十数年ぶりに焚き火台を購入することに(とはいえ、スノーピークの焚き火台はいまだ健在)。そこで最近手にしたのが「ピコグリル」である。

「何より軽いので、持ち運びしやすいのがいいですよね。車を駐車してから目的地まで歩かなければいけないときなどは特に活躍してくれます。燃焼効率がすごく良くて、フイゴやうちわをあんまり必要としないのもいいですね」。

組み立て方もカンタン。この骨組みとなるフレームに……
ペラペラのステンレス製の火床を設置し……
完成。軽いのに面積は大きいから豪快な焚き火ができるのだ。

骨組みとなるフレームを広げ、そこへ火床を設置するだけの簡単2ステップ。二つ折りの火床はペラペラながら、婉曲状の独自形状が十分な耐荷重性能を保ち、空気の通り道を確保してくれるため酸素を薪の中へ効率的に供給する。結果、抜群の燃焼効率を生み出すのだ。

そのうえ、ジーンズ1本分とさして変わらない重さ(約750g)というのだからビックリ。

「車で寄せられるところであれば、やはり“映え”重視の焚き火台でいきます(笑)」。

“映え”担当はもちろん、サンゾクマウンテンの焚き火台だ。

「とはいえ、燃焼効率が焚き火台の価値を決めるかというとそうでもない」とモン吉さん。燃焼効率が高いとそれだけ薪がすぐに燃え尽きてしまい、炭も残りにくい。シーンに併せて焚き火台を使い分ける。焚き火は奥が深いのである。

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②女性も子供も安全に薪割りできる洒落たヤツ

モン吉さんが持っているのはキングサイズ。ほか、ひと回り小さい通常サイズもあり。

モン吉さん宅には薪ストーブがある。そんなところにも焚き火愛が滲み出ているし、なにより単純に羨ましい……。その燃料となる薪を割るのもモン吉さんの仕事で、普段からチェーンソーや斧を振るっているそうだ。

当然、焚き火用の薪も自分で準備する。そこで活躍するのがコレ。

「マネージャーから誕生日プレゼントでもらったんです(笑)。これが最高に使えるんですよ!」とうれしそうに語る薪割りである。

刃の上に木をセットしたら、その木をハンマーで叩く!
そうやって丁度いいサイズの薪をササッと作り出すのがモン吉流。

「みなさん、薪割りは危険が伴うと思うかもしれませんが、これを使えば安全にできます。斧も持っていますが、法的に常に車に積むわけにもいけないので。それに、家族でキャンプへ行ったとき、これだったら子供も気軽に薪割りを楽しめますしね」。

薪割りに革命を起こしたともいわれるキンドリングクラッカーの薪割り台。薪を輪の中に通し、軽くハンマーで叩きながら下の刃に食い込ませ、ある程度固定されたら思い切って上からハンマーを叩くだけ。安全にしてスピーディ、しかも失敗することなくサクサク薪を割ることができる。

「大雑把に薪を割ったら、あとはナタで細かく割るだけ。最近は子供と一緒に焚き火をすることが増えて、彼もどうやらハマったらしく『今日も焚き火に行く!』って張り切っちゃうんですよ」。

確かに薪を割る姿は、父の威厳を保つうえでも打ってつけかもしれない。

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③一人で二役を担う場のムードメーカー

左から、BOOSの「炎音」、BOSEの「SoundLink Revolve+ Ⅱ」、morimoriの「LEDランタンスピーカー」。

「上質な焚き火がセットできたら、あとは音楽があれば言うことなしですね」。

さすがは日本を代表するミュージシャン。モン吉さんがバッグから取り出したのは、スピー……カーではなくランタン!?

「これは一粒で二度美味しいランタンスピーカー。しかもデザインがいろいろあって、つい買っちゃうんですよね〜(笑)」。

ひとつめは、大阪に本社のあるホノベ電気が製作したランタン兼用スピーカー「炎音」。

「BOOSのランタンスピーカーで、枝やランタンスタンドに吊るせますし、地面に刺すこともできます。その場の状況に合わせて使えるので重宝するんですよね」。

Bluetooth内蔵で、2つを同期させて使用することで、外にいながらステレオ再生で楽しむこともできる。しかも、ランタン使用時はまるで炎が燃えているような揺らめきを表現するのがまたいい。

こちらは5時間の連続音源再生&ライトアップも可能。

ふたつ目はモリモリのスピーカー。

「クラシカルなデザインがいいんですよね。これをテーブルに置いておくだけで“映え”ます(笑)」。

こちらもBluetooth内蔵で2台のペアリングによりステレオ再生が可能。しかも、IEC(国際電気標準会議)による防水規格IPX4で、小雨などの飛沫に強さを発揮する。

「低音を楽しみたいのであれば、やっぱりBOSEのスピーカーがいちばんですね」。

スピーカーといえば、やはりBOSE。こちらはBOSEの最高峰ポータブルBluetoothスピーカーで、中央に置くことで仲間たちと同じサウンドを共有することができる。最先端テクノロジーを駆使し、臨場感溢れる音を体感。防塵・防滴仕様で、衝撃にも強いから野外での仕様にももってこいなのだ。

モン吉さんをして「もう沼ですね」と言わしめるキャンプギア。焚き火のクオリティをワンランクアップさせたいとお考えであれば、こんなギアを参考にしてみてはどうだろう。

「こだわりキャンパーの愛用ギア」とは……
全国的に沸騰中のキャンプ熱。その魅力は開放的な大自然と、「ギア」に見出す男のロマン。今もっとも気になる、“あのこだわりキャンパー”たちの愛用ギアを特別に拝見。
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佐藤 裕=写真 菊地 亮=取材・文

# アウトドア# キャンプギア# モン吉# 焚き火
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