「Running Up-Date」とは……フットボーラーを自称し、「サッカーで動ける体作り」のために走り始めたという
太郎館季道さん。
そのため、走るためのギア選びにはちょっとしたこだわりがある。
スウェットの名工場が生産する、イタリアンなアスレチックウェア
「スタイリングで心がけているのは、“もろランニングウェアにならないように”ということです。エンジョイランというか、走ることの主な目的が精神的なリフレッシュになってきているので、その気分に合わせて着こなしも変わってきました」。
具体的には、ワンマイルウェアのような感覚で使えるアスレチックなコーディネイト。ランニングができるだけでなく、そのままの服装で買い物にだって行けるスタイリングだ。
「ディレクションで関わらせていただいているブランドで恐縮なのですが、『SY32 バイ スウィートイヤーズ』のウェアがちょうどいいんです。
サッカーのイタリア代表選手が設立に関わったブランドなので、フットボーラーを自認する自分としてもしっくりくる。そういうブランドだからこそ、ディレクションの仕事もご一緒させていただいているんですけどね」。
トップスは今っぽいドロップショルダーがリラックス感と動きやすさを両得するシルエット。スウェットなのに撥水加工が施され、ピスネームにはリフレクター素材、要所に消臭テープが用いられるなど、機能性も保持している。
「アスレチックウェアを得意とするOEMファクトリーに生産をお願いしていて、そこにイタリアならではのファッション要素がプラスされています。
サッカーに傾倒していったきっかけがヨーロッパサッカーの深夜放送だったので、ヨーロッパものに自然と惹かれてしまうんですよね。思えばランニングのみならず、サッカーに関してもついついヨーロッパブランドを手に取っている自分がいます」。
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