Camp Gear Note Vol.80
2021.02.21
LEISURE

ブランケットだけじゃない。最新のペンドルトンがちょっと意外で全部いい

ペンドルトン

「Camp Gear Note」とは……

キャンパーの間でも人気のペンドルトンといえば、ブランケットなど高品質なウール製品を手掛けるブランドだと思っている方は、半分正解で半分不正解。

実は今、ペンドルトンが手掛けるのはタオルやブランケットだけではない。さまざまな生活用品からペット用品にいたるまで、幅広いジャンルを扱うライフスタイルブランドへと成長しているのだ。

今回は、キャンプ好きも改めてチェックすべきペンドルトンの最新ラインナップを覗いてみよう。

やはりブランケットとバスタオルが大定番

ロングセラーであり大定番といえば、やはりウールブランケットは外せない商品。ブランド立ち上げから間もない1920年から、今日にいたるまで世界中で愛され続けてきた製品だ。

ペンドルトン
「チーフジョセフブランケットローブ」4万9500円[税込]。サイズは163×203cmのたっぷりサイズ。

写真の柄は、誇り高きネイティブアメリカンの部族・ネズバースの長、ジョセフを称えたもの。

この柄に限らず、ペンドルトンの採用するデザインパターンは、どれもネイティブアメリカンに伝承される柄や自然界のモチーフを抽象的にデザインしたもので、年間100以上もの多彩なパターンが生み出されている。

ペンドルトン
わずかに混紡されたコットンが、美しい発色を引き出す理由のひとつ。

発色の良さもペンドルトンならではの特徴のひとつ。これは創業当時、お得意様だったネイティブアメリカンたちが色鮮やかなデザインのウールブランケットを求めたことに起因している。

現在のブランケットの素材は、ウール100%ではなく、18%ほどのコットンが混紡されている。この18%がタフに扱える耐久性を生み、鮮やかな発色を可能にする秘密のひとつなのだ。

ペンドルトン
「アイコニックジャガードタオルBath」7370円[税込]。サイズは76×147cm。ハンドタオルサイズも展開している。

ブランケットと並び、バスタオルも長年に渡って同社の定番商品となっている。愛用しているサーファーも多いのではないだろうか。

愛用者はすでにご存知だとは思うが、バスタオルと言っても用途はただのタオルにとどまらない。ブランケット同様に美しい柄を活かして、自宅ではソファーカバーとして活躍するし、夏場のキャンプやフェスでは毛布代わりにかけたり、フロアに敷いて使うのもあり。

ウールブランケットよりも手軽に洗えて、価格が手頃なことも人気のポイントだ。

ペンドルトン
肉厚のコットンを使っているので、洗濯機で丸洗いできる。もうひと回り大きい102×178cmも揃う。
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実はチェアパットが隠れたヒット商品

定番もの以外で最近人気を集めているのは、意外にもチェアパットだそう。

ペンドルトン
「サークルチェアパット」2970円[税込]、「2シートチェアパット」6380円[税込]。

お馴染みのネイティブデザインを使用したカラフルなコットン製なので、手入れは楽々。自宅でもキャンプでも汚れを気にせずガンガン使える。テントサイトに挿し色を加えたいときのアクセントとしても、人気を集めている。

選べるサイズやカラー展開も豊富なので、プレゼントにもおすすめしたい。

そして今季の新製品の中で特に人気となりそうなのが、こちら。

ペンドルトン
「ホームチェア1」2万350円[税込]、「サンセットチェア」2万7500円[税込]。

ヘリノックスとのコラボレーションモデルとして発売されるチェアシリーズだ。

ここ数年リリースされている人気シリーズだが、毎年デザインのモチーフやカラーが少しずつ変わるため、このカラーは今年しか手に入らない。

コンパクトに収納できるうえ、フローリングでも使えるため、家族分揃えて日常とキャンプの兼用にするのもいいだろう。

ペンドルトン
「アロハシャツ クラシックフィット」1万3500円[税込]。

ペンドルトンがアロハシャツも手掛けていることはご存知だっただろうか。実は毎年新しいパターンを継続してリリースしているレギュラー商品で、ファンの間では密かな人気を誇っている。

一見、ヴィンテージアロハのようなハワイのスタンダードに則ったデザインに見えるが、よく見るとそこにはネイティブモチーフが隠されているこだわりよう。

ビーチボーイズの面々がペンドルトンのウールシャツを愛用していたことは前編でも触れたが、当時これがあったら彼らはアロハを着ていたかも……?

ペンドルトン
リード類は選べるカラーも豊富に揃う。

ライフスタイルラインやアパレルラインと並行して、近年はペットラインの開発にも力を入れている。

ヴィンテージペンドルトンのパターンをアイデアソースにリデザインされた製品は、どれもアメリカ国内の職人たちの手によって作られたもの。

首輪やリード、コートやレインウェアなどのウェア類から、寝心地の良さそうなフワフワのベッドやおもちゃまで、愛犬周りもペンドルトン柄でトータルコーディネイトすることができる。

ペンドルトン
ウェア類はディテールまでさすがの作り込みよう。

エプロンやマグカップなど、ホームウエアのラインナップも年々拡充してきている。

ペンドルトン
左は薪を運ぶための「ニューファイヤーウッドキャリアー」9790円[税込]。右の「ウールカトラリーケース」9790円[税込]は30年前の人気商品が復刻。

どれも自宅とキャンプで併用できるようなデザインと耐久性を兼ね備えていることも、ペンドルトンが手掛ける製品ならではだ。

トータルで揃えてもいいし、ワンポイントで挿しても洒落ている。

ペンドルトン

ちなみに、筆者も使い込んだブランケットとウールシャツを数着所有しているが、まったくへたる気配がない。手に入れたのは15年も前の話だ。

ペンドルトン製品は、そのカラフルで特徴的なパターンにどうしても注目が行きがちだ。確かにそれも魅力のひとつではあるが、真の魅力は長く使い続けられる高い耐久性と気持ちの良い使い心地にこそあるように思う。

 

[問い合わせ]
エイアンドエフ
03-3209-7575
pendleton.aandf.co.jp

「Camp Gear Note」
90年代以上のブームといわれているアウトドア。次々に新しいギアも生まれ、ファンには堪らない状況になっている。でも、そんなギアに関してどれほど知っているだろうか? 人気ブランドの個性と歴史、看板モデルの扱い方まで、徹底的に掘り下げる。 上に戻る

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池田 圭=取材・文 宇佐美博之=写真

# Camp Gear Note# キャンプ# ブランケット# ペンドルトン
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