Camp Gear Note Vol.60
2020.09.20
LEISURE

ハードクーラーにも負けない、「AOCoolers」が誇るソフトクーラーコレクション

AOCoolers

「Camp Gear Note」とは……

ハードクーラーにも負けない、高い保冷力を誇るソフトクーラーを手掛けるブランドとして知られる「AOCoolers(以下、エーオークーラーズ)」。

そのラインナップは潔いほどシンプル。保冷効果を最大限に発揮する独自構造のボックス型を基準に、表地、サイズ、カラーが異なるモデルを展開している。

もっともベーシックで使いやすいキャンバスシリーズ

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「12パック キャンパスソフトクーラー」(¥9,680[税込])。

まず、同社の基本となるのが表地に頑丈な厚手のキャンバス地を採用した「キャンバスシリーズ」。

タフに使い込めるうえに軽量、しかし保冷効果は抜群な使い勝手の良いシリーズだ。飽きのこないシンプルなデザインなので、アウトドアだけでなく、日常使いにもぴったりだろう。

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ソフトクーラーはハードタイプよりも比較的軽く、持ち運びやすいのがメリット。

同社のサイズ展開は、350mlの缶が何本持ち運べるかが基準となっている。

キャンバスシリーズは、最小は6パックから、12、24、36、48パックまでの5サイズ展開。選べるカラーも豊富だ。

6パックサイズ以外は、フロントに大型のポケットが設けられており、キャンプの小物や調理道具などを入れ込むこともできる。

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サイドを広げると日常使いしやすいトートバッグ型に。オレンジは今年登場した新色。

使い方が2-WAY仕様なのもポイント。

サイドのバックルを閉めてボックス型にすると、気密性が高まり保冷力が高まる。外すとトートバッグ型になり、大型のペットボトルなど背の高いものが収納しやすくなる。

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12パックサイズで、重さは907g。近所に買い物に出る際にはエコバッグとしても活躍してくれるだろう。
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キャンパーには「モッシーオークシリーズ」が人気

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アウトドアにもよく馴染むシリーズ。12、24、36、48の4サイズ展開。価格は1万2650円(12パックサイズ[税込])〜。

キャンパーの間で特に人気を集めているのが、キャンバス地にモッシーオーク社のブレイクアッププリントを施した「モッシーオークシリーズ」。

これまでありそうでなかったプリントのソフトクーラーだ。

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柄というよりは、リアルな自然の造形物がそのまま貼り付けたかのよう。

「モッシーオーク」とはアメリカのアウトドアギアブランドの名前であり、この会社が手がける独自の迷彩パターンの名前でもある。

従来の迷彩パターンは模様をプリントしたものであるのに対し、こちらは森の一部をそのまま切り取ったかのようなリアルなイラストを使っていることが特徴だ。

中でも「ブレイクアップ」は、リアルな幹や落ち葉が描かれ、秋から冬の山林をイメージしたもの。本国では多くのハンターたちに愛用されているパターンである。

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縫い目のない一枚地の贅沢なインナーが高い保冷力のカギとなる。

ちなみに、全モデルに共通することだが、表地だけでなく、外からは見えない裏地にもご注目いただきたい。

縫い目のない高品質のビニールライナーを惜しげもなく使用したインナーは、縫い目からの冷気の漏れをブロックし、結露まで防いでくれる。

前編にも書いたが、これはかなり贅沢な仕様だ。

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じわじわと増えるバリエーションにも注目

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「18パック バックパックソフトクーラー」(2万350円[税込])。重さは1360g。

キャンバスシリーズから派生したバリエーションも紹介しよう。

まずはバックパック型のシリーズ。高い保冷力はそのままに、背負えるようにして利便性を高めたモデルである。

大容量のポケットがいくつかあるので、食材以外の小物を詰めれば、デイキャンプならばこれひとつで十分事足りるだろう。

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「12パック バリスティックソフトクーラー」(1万1880円[税込])。
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強度は高いがしなやかで扱いづらさは感じない。カラーはチャコールのみ。サイズは12と24の2タイプ。

続いては、今年登場したばかりのバリスティックシリーズ。

表地に1200デニールの耐摩耗強度に優れるバリスティック素材を採用したモデル。12パックサイズで1361gと、重量はキャンバスモデルよりも少し増えるが、アウトドアでハードに使うことを想定しているならば、選択肢となる。

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「12パック カーボンソフトクーラー」(1万4080円[税込])。サイズは12パックのみ。重量1088g。

カーボンファイバー調素材を採用したモデルも、今年から新たに仲間入りした。高級感のあるカーボン調の表地は、耐摩耗性、カビ耐性、UVカットと数多くの機能を備えている。

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使用後は水洗いし、手拭いなどで水気をよく拭き取っておこう。

最後にソフトクーラーを長く使うためのポイントをメーカーの方に伺ったのでお伝えしよう。

ソフトクーラーの大敵は、使用後に生地に残る汚れと水分。傷みの大半は汚れや水分が原因で引き起こされる。

エーオークーラーズの製品は、どれもインナーを引っ張り出して丸洗いできる構造となっている。しっかり洗ったら、水気をよく切って、拭き取ってから保管しよう。

これだけ覚えておけば、ソフトクーラーはあなたの相棒として、キャンプの台所を長く支えてくれるはずだ。

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[問い合わせ]
ビッグウイング
06-6167-3005
www.bigwing.co.jp

「Camp Gear Note」
90年代以上のブームといわれているアウトドア。次々に新しいギアも生まれ、ファンには堪らない状況になっている。でも、そんなギアに関してどれほど知っているだろうか? 人気ブランドの個性と歴史、看板モデルの扱い方まで、徹底的に掘り下げる。 上に戻る

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池田 圭=取材・文 宇佐美博之=写真

# AOCoolers# Camp Gear Note# キャンプ# クーラーボックス
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