OCEANS

SHARE

2020.05.23

あそぶ

STAY HOMEの今、「走れる普段着」は「部屋着」としても最高だ!

「Running Up-Date」とは……
2020年はライフスタイルに大きな変化が起きて、今後も「おうち時間」が増える方向にシフトしそうな潮目がくっきり。
そこで思い出したのが、本連載で年始にインタビューさせていただいた、Run boys! Run girls!店主、桑原さん流のウェア選び術だ。
Run boys! Run girls!
東京・馬喰町にあるRun boys! Run girls!の実店舗は、政府による緊急事態宣言に先駆けて4月頭からしばらくクローズ中。一方、WEBページでの情報発信やオンラインストアはフル稼働中なので、気になった方はぜひチェックを。     

ステイホームで「着心地のいい機能派ウェア」の快適さを再認識

東京を代表するトレイル&ランニングショップの目利きとして、「アクティビティから日常まで使える服」、つまり普段着のようなデザインの機能性ウェアをショップに取り揃え、また自身も好んで着用する桑原さん。「子育てや接客のときの格好のまま、時間が出来たら走りに出られる」コーディネイトを日々実践している。
ステイホームが叫ばれる一方、健康維持のためのランニングに注目が集まる今だからこそ、桑原さんにオススメのウェアを教わりたい!
「今までは仕事の時間と自宅での時間、あるいは生活の時間とスポーツの時間の間には明確な境目があることが一般的でしたよね。それがあいまいになってきているのが今の社会情勢だと思います。テレワークで仕事をこなし、その途中に運動したりする。
大半が家の時間になって、いろんなシーンが自宅とその周辺に吸収されているからこそ、1着でさまざまなシーンを行き来できるウェアの使い勝手がより実感できる状況かと思います。僕らはもともと“アクテイビティから日常まで使える”という謳い文句でウェアを提案していますが、実店舗が一時休業中のなかでそのありがたみを再認識していますし、こういったウェアって何より着心地が良いから部屋着に最適なんですよ(笑)」。
スポーツウェアのジャンルでは数年前から盛り上がりつつあるトレンドだけど、それがより一層、今の状況にマッチしやすい。なるほど納得。腑に落ちまくりだ。
「最近ふと気が付いたのですが、自分が自宅で着ているウェアがほぼ全部お店で扱っているスポーツウェアだったんですよね。日常に溶け込みすぎていて、その事実を忘れてしまうくらい、改めてそれらの着心地の良さを実感してるところなんです」。


2/3

次の記事を読み込んでいます。