東京・馬喰町にあるトレイル&ランニングショップRun boys! Run girls! の店主を務める桑原さん。今回はそんな彼の、こだわりのウェア&ギアをご紹介。前回お伝えした通り、ふとしたきっかけでランニングに目覚め、「東京にかっこいいランニングショップがなかったから」と専門店までオープンさせてしまう。 その大きなきっかけになった出来事が、メキシコの山奥、コッパーキャニオンで行われたとあるレースに参加したことだ。ランナーの間でスマッシュヒットした書籍『BORN TO RUN(ボーン・トゥ・ラン)』の舞台となったレースで、桑原さんもご多分に漏れずこの本にハマり、実際にそのレースに参加するため地球の反対側まで旅をし、コッパーキャニオンの集落にひっそりと暮らす、走る民族・ララムリたちと同じレースを走ってきた。 こういう格好いい大会記念Tシャツがサラッと飾ってあるRun boys! Run girls! で扱うギアは、当然だけれど、桑原さん自身がいいと思ったモノが中心。ランニングの専門店と聞いてイメージする“ザ・陸上競技”のようなアイテムとはまったく異なっている。