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2019.10.02

あそぶ

平山祐介さんの「話が止まらなくなるカーアクション系映画」3選

俳優として映画やドラマでも大活躍のモデル・平山祐介さん。読書好きで知られる彼だが、映画鑑賞も古くからの趣味のひとつ。今回は祐介さんに「家で気楽に観られる」をコンセプトに、NETFLIXからオススメ映画を選んでもらった。
車とバイクが好きな祐介さん。子供の誕生をきっかけにファミリーカーをチェックしているそうだが、正直言えば今でもスポーツカーが欲しいと思うことも度々あるとか。俳優・平山祐介の映画放談第7弾は、男のロマンが詰まったカーアクション映画3選だ!

ジェイソン・ステイサムはハゲてても格好いい!

──空手歴16年の祐介さんですが、やっぱりアクション映画を観ると血が騒ぎます?
平山 アクション映画は好きですね〜。『トランスポーター』がテレビで放映されると必ず録画して、アクションシーンを研究してました。
主人公を演じるジェイソン・ステイサムのアクションがお洒落なんですよね。着ているジャケットの使い方とかね、アクションなのに美しくてお洒落。

──やはりお洒落かどうかは祐介さんにとって外せないポイントなんですね。
平山 しかもジェイソン・ステイサムはハゲてるのに、格好いい。彼は元飛び込み選手だったこともあって、身体能力も半端ない。アクション映画としてもすごい見ごたえありますよ。
──『トランスポーター』はカーチェイスシーンも魅力なので、車好きの祐介さんにとってはダブルで最高ですね。
平山 最高です(笑)。『トランスポーター』は1作目で登場したのがBMW、2作目と3作目はアウディでしたね。シリーズの途中で何もなかったかのように車種が変わるんですが、ファンたちの間では車種の変遷は欠かせない話題ですね。
トランスポーター(2003)
製作・脚本|リュック・ベッソン 主演|ジェイソン・ステイサム、スー・チー。どんな依頼品も運ぶプロの「運び屋」と、依頼品である東洋人の女が追っ手との闘いを繰り広げるカーアクション映画。一気に大人気シリーズとなり、2006年に2作目、2009年に3作目が公開されている。4作目以降はジェイソン・ステイサムが降板、エド・スクレインに引き継がれた。

レーシングカーの曲線美。シルエットが色っぽい

──2018年に祐介さんが出演した『OVER DRIVE』もカーレースの話でしたね。
平山 そうです。世界ラリー選手権を目指すドライバーの弟と、メカニックである兄が確執を抱えながらラリーに人生を賭ける作品です。僕はピットクルーの役を演じましたが、撮影現場にラリーのプロドライバーが来たんですよ。レーシングカーがぎゅわーーーーーーーんってピットに入ってきた時は、ものすごい迫力でした。「うわっっ!轢かれるよ」ってくらい(笑)。
──あのレーシングカーの爆音と迫力は独特ですよね。

平山 『OVER DRIVE』の撮影を終えるか終えないかくらいのタイミングで上映されていたのが『ベイビー・ドライバー』です。映画館に観に行きましたけど、ラリーばりのカーアクションを市街地でやるわけですよ。
撮影現場でその迫力を知っていたので、完全に気持ちを持っていかれましたね。冒頭から激しいカーチェイスが始まるんですが、主人公のベイビーは音楽を聴くことで覚醒して、天才的なドライビングテクニックを見せる。その音楽の使い方も洒落ていて、全部ひっくるめて魅せる映画ですね。
──レース系の車を運転してみたいと思うこともあるんですか?
平山 『トランスポーター』しかり、『ベイビー・ドライバー』しかり。観ると間違いなくスポーツカーが欲しくなっちゃいますね(笑)。シルエットが色っぽいんですよね、車として。その色っぽさを感じる年になりましたね(笑)。
バイクもそうです。ずっとオフロードのバイクに乗ってますが、レーシーなバイクの曲線がこれまた美しい。そういうバイクや車が映画の中でガツガツぶつかり合ってアクションしてると、もう、男の血がたぎりまくりますね(笑)。
ベイビー・ドライバー(2017)
監督・脚本|エドガー・ライト 出演|アンセル・エルゴート、ケヴィン・スペイシー。犯罪者の逃走を手助けする「逃がし屋」、ベイビー。幼少期の事故による後遺症で耳鳴りに悩まされているが、音楽を聴くことで覚醒し、天才的な運転能力を発揮する。逃がし屋から足を洗うことを決めるが、犯罪組織のボスに脅され、無謀な強盗に手を貸すことに……。


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