熊谷隆志のお洒落で悪いか! Vol.30
2019.06.23
LEISURE

熊谷隆志と「ウィンダンシー」がストリートカルチャー熱の高まるアジアを行く

ファッションを軸にライフスタイル全般への好奇心が止まらない。高い感度と鋭い観察眼を持った熊谷隆志が日々直感する瑞々しい「お洒落」をモノ・コト・ヒト、全方位的にピックアップ。誰に何をいわれようが、オーシャンズ世代の先頭をただ突っ走るオトコを、今月も追いかけてみた。

人気俳優がコラボレートしてくれたり、話題のショップで取り扱ってくれたりと、「ウィンダンシー」がきっかけでアジアの旅が増えてきた今日この頃。つい最近訪れた、上海、台北、ソウルの魅力をレポートします。

 

ストリートの熱気に触れ都市の勢いに圧倒される

1998年に「GDC」というブランドを始めた頃、よく仕事でアジアの都市を訪れていました。その後クラフトを探す旅が増えて、アメリカに行くことが多かったのですが、最近「ウィンダンシー」に引き合いがあったり、「ネサーンス」にもポップアップのお誘いがきたりと、またアジアの都市に行く機会が増えています。

再びアジアに通い始めて感じたのは、どの都市もストリートカルチャーの感度が高いということ。日本はもはや負けているかもしれません。裏原宿から始まったカルチャーが、ハイプビーストやSNSにより広がって、アジアで花を咲かせている。ストリートカルチャーだけでなく、いいショップはたくさんあるし、食文化だって洗練されているし、見事な建築も次々建っていて、そのモダンさに驚きます。

何よりまじめで明るくてポジティブな人々に元気をもらえるのがいい。街を歩いていても「GDCが大好きだったんだ」とか声をかけられたり、「一緒に写真撮って」と言われたり。海外からいろいろなトレンドが入ってきているはずなのに、ずっと日本のファッションを好きでい続けてくれていると思うと胸アツに。その思いに応えなきゃな、と気持ちを新たにするのでした。

 

過去と未来が共存する街
Shanghai [上海]

過去と未来が共存する街 Shanghai [上海]
アジアの有名な建築家が次々上海で建物を手掛けている。

中国・上海は、未来都市のような格好良さと、ノスタルジックな古い街並みが共存するユニークな都市。昔ながらの風景が失われてほしくないと思う半面、モダンな建築をもっと見てみたいという思いが交錯。

ファッションを好きな人がたくさんいるのも感動的で、レアなスニーカーを履いた小学生には驚いた(笑)。百貨店でのポップアップのときには地元メディアが30人くらいとファンが100人くらい集まってくれて、何かいいことが起こりそうな予感。

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古い建物はどんどん取り壊されているとか。うまく保存できないかな。
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ノスタルジックな街並みを散歩するのはかなり楽しい。
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蚤の市や骨董品店でクラフトを探すのも、上海の楽しみ。
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ホテル「ザ・プリ」のロビーには、32mという長い木のカウンターが。
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「ザ・プリ」の設計はインドネシアのジャヤ&アソシエイツ。
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ポップアップのときにインタビューを受ける熊谷。緊張しています(笑)。
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MADNESSとのコラボが実現!
Taipei [台北]

MADNESSとのコラボが実現! Taipei [台北]
「SEA」と「MADNESS」のダブルロゴのTシャツを着たショーン・ユーさん。

香港出身の人気俳優ショーン・ユーさんが手掛ける「MADNESS(マッドネス)」というブランドと「ウィンダンシー」のコラボが実現。その撮影で台湾・台北に行きました。しかし台湾もストリートスタイルが超進んでいる!SNSが確立されているからかも。

滞在中はほとんどショーンと撮影をしていましたが、空いた時間は昔から大好きな、カフェ「小慢」でゆったりお茶を飲んだり、ホテルのインテリアを堪能したりして過ごしました。タピオカが空前のブームだったな。

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古き佳きカフェ「小慢」は、台北に行くと必ず立ち寄る大好きな店です。
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中国茶を頼むとお菓子の盛り合わせが。ドライフルーツや干菓子など。
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「小慢」の家具や器などは、どれも本当に味があるものばかり。
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宿泊したホテル「W TAIPEI」の10階にある屋外プール。
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ショーンさんと一緒にサーフィンも満喫。台中もいい波でした。
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食も人もカルチャーも最高
Seoul [ソウル]

食も人もカルチャーも最高 Seoul [ソウル]
世界中のストリートブランドを扱うショップ「WARPED.」。

韓国・ソウルは観光やロケで行ったことはあったけれど、今回は初めてのビジネストリップ。目線が変わるとまた違った魅力が見えた。たとえばメイド・イン・コリアの生地がすごくいいこととか、優秀なセレクトショップがたくさんあるとか。

最終日には愛するスパで、ドライサウナ→ミストサウナ→昼寝→ビビンバ食べて→アカスリというお決まりコースを堪能しました。

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定食でもこの豪華さ!韓国料理でいちばん好きなのはサムギョプサル。
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サンフランシスコのタルティーヌ・ベーカリーがソウルにオープン!
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日本でも注目されるブランド「VIVASTUDIO」のショップにて。
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韓国で注目のファッションブランド「thisisneverthat」の店の前で。
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熊谷隆志(くまがいたかし)
1970年生まれ。渡仏後、 ’94年スタイリストとして活動開始。’98年以降はフォトグラファーとしても活躍。同時にクリエイティブ・ディレクターとして自身のブランド、ネサーンス、ウィンダンシーを手掛けるほか、さまざまなブランドやショップのディレクションにも携わる。ファッション、クラフト以外に飲食の分野にも進出し、カフェ・カンパニーのクリエイティブ・ディレクターも務める。趣味はサーフィン。グリーンライフにも造詣が深い。

熊谷隆志=写真 町田あゆみ=編集・文

# アジア# ウィンダンシー# 熊谷隆志
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