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2021.08.05

からだ

40人の市民ランナーから学ぶ「セルフケア術」。役立つ6アイテムを厳選!

 「ランニング効果をアゲるギア」とは…… 

ランナーであれば、シューズやウェアなどのギアを大事にするのは当たり前だが、もうひとつ忘れてはいけないのが「己の肉体」のケアである。
日々のケアを怠ると、筋肉が痛んだり足を故障したり、さらには貧血になったりと不調が起こりやすくなり、最悪の場合は数カ月走れなくなることも。
今回は40人のランナーが実践するセルフケアから導いた、オススメのアイテムを紹介しよう。 
 

①半自動的に筋膜リリースする「簡単テーピング」

怪我を防ぐ大前提として、違和感があったら無理をしないこと。“体が資本”とはよく言ったもので、それが鉄則だ。
とはいえ、そんなことはランナーなら百も承知。わかったうえで、より高いレベルを目指すためだったり、心身のリフレッシュ目的だったり、グループランの約束があったりと、体の違和感に目を背けて走ってしまうことは、まま、ある。

 そんなとき、スポーツメーカーに勤務する竹谷 浩さんはテーピングに頼る。
「40代も半ばになって、以前よりも筋肉の柔軟性が失われてきた実感があります。だから走りすぎて疲労が残っていたり、筋肉に少しでも違和感があるときは、怪我予防のためにテーピングをしています。
といってもガッチリ固定する“伸びない”テーピングではなく、関節まわりの皮膚よりも少しだけ伸縮率の高い“ほどよく伸びる”テーピングです。
張りを感じる筋肉や違和感を感じる部位に沿って貼ることで、その部位の筋膜を常時リリースして緩めることができます。柔軟性のある筋膜、筋肉を維持できるんですよ」(竹谷さん)。
竹谷さんが愛用する「ニューハレAKT」は、チャコールグレーをはじめ、多彩なカラーリングが用意されている。
竹谷さんが使うテーピング「ニューハレAKT」は、もともと医療現場で使われていたテープをスポーツ用に転用したもので、柔らかく、ナチュラルな使用感がウリ。竹谷さんは立ち仕事で疲労が残っているようなときや、長距離移動時の腰痛予防などにも活用しているという。
あらかじめ使いやすいサイズに切り分けられたプレカットのテープも用意されているので、初心者でも使いこなせそうだ。


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