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2021.07.28

からだ

市民ランナーにナイキ「ズーム フライ 3」が人気なワケを、4人の愛用者が証言

 「ランニング効果をアゲるギア」とは……

連載「Running Up-date」に登場してくれたランナーの足元をカウントしたら、人気No.1ブランドはナイキだった
そんなブランドの中でも“サブ3”目前の実力派ランナーに、とりわけ評判のいいモデルが「ズーム フライ 3」だ。
なぜこのモデルが人気なのか? 4人の愛用者の証言からその秘密に迫ってみたい。
 

ワインにたとえれば“当たり年”的なモデル


2019年の夏に、その名の通りシリーズ3代目として登場したズーム フライ 3
ナイキなどの大手スポーツブランドでは、発売後1年ほどで3から4へ、4から5へとアップデートを重ねるモデルが多い。にもかかわらず、今だ「3」のままシーズンごとに新色をリリースするに留まっているズーム フライ 3は、特例的なレアケースだ。
これはすなわち、同シリーズのなかでも完成度が飛びぬけて高いことの裏返し! ワインにたとえるなら当たり年だ。
では、いったい「3」のどんなところが“当たり”なのだろう。
遠藤孝純さん私物
ランニング歴約10年、アパレルメーカーでECの運営を行う遠藤孝純さんによると……
 
「トップアスリート向けのレーシングシューズにあたる『ヴェイパーフライ』や『アルファフライ』なども試しましたが、そのトレーニング用の位置付けである『ズーム フライ 3』がいちばんしっくりきました。
アキレス腱を故障したことがあるので、トップオブトップのモデルだとキツいのですが、かといってペガサスなどのモデルでは物足りなくって。
 
とても調子が良く、もう何足か買い足しています。色数の少ないスタイリッシュなデザインも都会的で、今履いているものはナイキ バイ ユーを利用して、好みの色にカスタムオーダーしました」。
 
トップアスリート用と同じ設計のままトレーニング用スペックにダウングレードさせているため、一般ランナーのレースや速めのランニングにもマッチするというワケだ。

ほかにも、「定番のペガサスシリーズよりもスピードに乗りやすいので、インターバル的なトレーニングに最適。フルマラソンでサブ3を目指すときはこの一足で勝負します!」(吹田 郁さん)と、商社勤務のスピードランナーからも熱烈なラブコールを受けている。


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