【自己ベスト更新】ニューバランスの最新ランシューで10km走った結果……!
最近、こっそりランニングを日課にし始めたオーシャンズ編集部Tです。基本ヘタレの私だが、先日、ちょっと驚きのランニング体験をしたのでここでお伝えしたい。
ことの発端は先日予告したニューバランスのランニングイベント「NB FuelCell 10K CHARGE」。期間内に、全国の好きな場所で10kmを走るというオンライン型のイベントだ。
参加費は無料にもかかわらず、完走者に景品が贈呈されたり、豪華ゲストによるLIVE配信が行われたりするなど、大盛況に終わった。
ニューバランスの協力のもと、編集部員Tもオンラインイベントに参加。その感想を、ニューバランスの最新シューズ「FuelCell PRISM」のレビューと併せてお届けしよう。
“山の神”や人気フィットネストレーナーによるLIVE配信
このイベントは、10月19日〜25日の期間内に10kmを走る「10K CHARGE CHALLENGE WEEK」と、10月25日に配信されたLIVE動画を見て10kmを走る「10K CHARGE LIVE」の2コースで行われた。
今回、編集部員Tが参加したのは後者だ。

10kmのトライアルを始める前に、まずはZOOMでLIVE動画を視聴。ゲストには、箱根駅伝の5区で“3代目山の神”の異名を持つ神野大地選手、人気フィットネストレーナーの田辺莉咲子さんや森 拓郎さんなど、豪華メンバーが登場した。

また、北海道から沖縄まで、さまざまな地域で10kmを走るランナーとオンラインでつなぎ、ランニングの様子を実況中継。すでに走り終えて海でアイシングをしている人もいれば、旅先でグルメを楽しむランナーもいて、オンラインならではの自由な空気を感じられた。
リアルの大会が軒並み中止されるなか、このように誰かと繋がれるオンラインイベントは、ランニングを気軽に楽しめる絶好の機会。今後も開催されることを期待したい!
エントリーモデル「FuelCell PRISM」を履いて10kmチャレンジ
約2時間のLIVE配信を見終えて、編集部員Tは近くの公園へ。動画で見た準備体操のポイントを意識しながらウォーミングアップを行い、いざ10kmトライアル!
と、その前に今回履いたシューズを紹介しよう。

私が履いているのは、ランニング初心者からフルマラソン4時間切りを目指すランナー、そしてエリートランナーのジョグ用シューズとして開発されたFuelCellシリーズのエントリーモデル「FuelCell PRISM」だ。
最大のポイントは、ミッドソールに搭載されたFuelCell。反発力の高さがウリで、軽快な走り心地をサポートしてくれるという。
足を入れてみると、まずそのフィット感にビックリ仰天! 足全体がしっかりホールドされている感覚があり、すぐに馴染んでいく。

中高の6年間は陸上部で短距離を専門にし、心の中では自らを「韋駄天」と称していたものの、引退後の約10年間は家と会社との往復がせいぜい。“ご褒美”という名のスイーツタイムが心の支えで、1日の摂取カロリーは3000kcal以上(成人男性の平均は2400kcal前後)という始末だ。
そんなグータラ編集部員の私も案の定コロナ太りに見舞われ、密かにランニングを始めたのは7月終わりのこと……。もともと履いていたのは、約3年前に気まぐれで購入した某メーカーのシューズで、「FuelCell PRISM」と同じくフルマラソンで4時間切りを目指すランナーへ向けたモデルだ。
おっと、つい身の上話が長くなってしまったが、走った感想を率直にお伝えしよう。
まず、走り始めて実感したのは、弾むような高い反発力だ。スピードを上げているわけではないのに、ぐんぐん前に進んでいく。地面を蹴り上げるというより、自然と足が前に出るような感覚である。
シューズの効果もあってか、序盤の1kmから想定を上回るペースを記録。普段のランニングでは“ありえない”スピードだったが、勢いに任せてそのまま走ることにした。本当に大丈夫なのだろうか……ちょっと心配である。
しかし、5kmを過ぎてもペースは乱れることなく、むしろ足が慣れてきているのを感じた。私が走った1周2kmのコースには、長い登り坂があるのだが、まるで平坦を走っているかのようだった。
さすがに7kmあたりからは息も苦しくなったものの、足だけは不思議と動き続ける。以前履いていたシューズであれば、間違いなく足が重くなり、スピードが衰えるタイミングだ。
ラストはヘトヘトになりながらも、10kmトライアルは終了。結果は、目標の50分を大きく上回る45分13秒。約5分も“巻き”で走った計算になる。ここ3カ月では自己ベストのタイムだ。
「FuelCell」の反発力は想像をはるかに超えるものだった。地面からの衝撃をあまり感じることがなく、長時間走っても効率的に足を動かすことができる。
さらに驚いたのは、シューズの安定性が乱れなかったこと。これはアッパーのサポートはもちろん、内側へ倒れ込むのを防ぐために、土踏まずの部分に硬めのパーツを組み合わせていることが理由だと思う。
ランニングは費用対効果が高い運動であるものの、一歩間違えると怪我を招きかねない。しかし、「FuelCell PRISM」であれば、無駄なエネルギーを使うことなく足を回転させることができるので、ランニング初心者でも大いに満足できると思う。
この感覚、ぜひ履いて体感してみて欲しい!
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