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2020.10.25

からだ

丸の内タニタ食堂の人気メニューから紐解く“ダイエット成功への5原則”

「ダイエットのモチベアップ術」とは……
前回はタニタの体組成計がダイエットの秘密兵器であることをリポートした。
今回のテーマはずばり「食事」。タニタはダイエットの本丸といえるこのジャンルにもソリューションを提供している。
訪れたのは、東京・丸の内にある「丸の内タニタ食堂」。ここは健康総合企業タニタの社員食堂を忠実に再現した場所だ。
そのメニューには、食べることを楽しみながら、効率よくやせるためのヒントが隠されていた。
丸の内にあるタニタ食堂。店ではプロフェッショナル仕様の体組成計を完備したカウンセリングルームが併設されており、管理栄養士から無料でアドバイスを受けることもできる。徹底したサービスで常に客足の絶えない店だ。

話を聞いたのはこの人!


藍原 愛(あいはらめぐみ)●タニタ食堂認定シェフにして栄養士。商品本部の課長を務める。栄養士としての確かな腕前と豊富な知識を活かしてタニタ食堂のメニュー開発を担当。

タニタ食堂を生んだのは、543万部を記録した“レシピ本”

「タニタ食堂」の仕組みを語る前に、欠かせないのが生まれた経緯だ。
きっかけとなったのは、2010年に発売された『体脂肪計タニタの社員食堂~500kcalのまんぷく定食~』(大和書房)。タニタの社員食堂のレシピを紹介した本で、なんとシリーズ累計543万部を超えるベストセラーを記録している。

「1999年頃から、タニタでは社員向けに食堂を運営していました。2010年にレシピ本を出版したところベストセラーとなり、同時に社員食堂を多くのメディアに取り上げていただきました。そして『こんな健康的な食事ができるお店に行ってみたい』という声がたくさん寄せられました。
それがきっかけで、2012年に『丸の内タニタ食堂』をオープンしました。この場所を選んだ理由は、オフィスで働くビジネスパーソンに自分の社員食堂のように利用していただきたいと考えたからです。
このレストランでは、タニタの社員食堂のコンセプトを忠実に再現した一汁三菜の定食メニューを日替わりで提供しています」。
こういう背景があってか、食堂では「すべての人の健康意識を高める」という考えが徹底されている。続いては、そんなタニタ食堂の人気の秘密に迫りたい。


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