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2020.06.02

からだ

なまった下半身に喝を入れる、山男・大石学の家トレ・3メニュー

「モデルの家トレ」とは……
ヒマラヤを登るほどの山好きモデル・大石学さん。服が似合ういい体を維持するためはもちろんのこと、来たる山登り再開の日を見据えて、今は家トレに精を出しているという。誰でもできる簡単で効果的なトレーニングの内容とは、いかに?
大石学●1975年生まれ、大阪府出身。高校時代は岡山県の名門で甲子園出場を目指して野球に熱中。20歳でモデルとしてデビューする。かねてからの夢だった世界一周旅行を37歳で実践して以来、旅と山登りがライフワークに。

下半身をひき締める「ブルガリアンスクワット」

 
山を攻める際は、いつも重い荷物と一緒だ。特にヒマラヤともなれば、その重量は25kgにもなる。それを背負っていても長時間ペースを落とさず登り下りできるように実践しているのが、下半身に重点を置いた「ブルガリアンスクワット」である。
その方法はとても簡単。
「ブルガリアンスクワット」
① 程良い高さの椅子などを用意する。

② 椅子から60〜90cm程度離れ、椅子に背を向けて立つ。
③ 片足の爪先を椅子に乗せ、反対側の足を前へ出す。
④ スクワットの要領で、ゆっくり足の曲げ伸ばしを繰り返す。
⑤ 片足、最低5回。これを3セットほど行う。

ブルガリアンスクワットは姿勢が命。前屈みにならないように!
曲げる足の角度は75〜90度くらいが目安。このときの注意点は、背筋と腰をしっかりと伸ばし、頭からお尻が一直線になる姿勢を意識することだ。変な姿勢で行うと関節に負荷がかかり、ケガの原因となる。
また、曲げるときには息を吸い、伸ばすときには息を吐くといった呼吸のリズムも大切。
負荷が強いようであればダンベルは持たなくてもOKで、その際、手は腰や頭の後ろに回すなどして姿勢を保つのがオススメ。


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