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階段を使って太りにくい体を手に入れよ!

自宅に階段がある人は、階段を上り下りするだけでも有効。これは紛れもない有酸素運動で、脂肪や糖質をエネルギーとして消費してくれる。また、有酸素運動には善玉コレステロールを増やす効果もあるので、継続すれば太りにくい体も手に入るはずだ。
「階段上り下り運動」
① 足の前側だけを使う感覚で、階段を上る。

② 一段飛ばしなど、リズムをつけて上まで。
③ 下りる際は転倒の危険があるので普通に。
④ 1セットの目安は10往復程度。
学さんはときどき一段飛ばし。
上のムービーにあったように、学さんはダンベルを両手に持ち、10往復を5〜6セット行っているそう。ただし、これもブルガリアンスクワット同様、自分に合った負荷を見つけること。また、有酸素運動はトレーニング時間もとても大切で、一般的には20分を経過してから脂肪が燃焼されると言われている。無理せずゆっくり、でも、しっかりと実践することが重要だ。
また、自宅に階段がない人は「カーフレイズ」もオススメのトレーニングだとか。
「カーフレイズ」
① 壁に対し垂直に立つ。

② 足を肩幅程度に開き、壁側の手の平を壁に付ける。
③ そのままやや前傾姿勢になり、踵を上げる。
④ 上げきったら一時停止して、もとの姿勢に戻る。
⑤ これを片足20回程度行う。

学さんは階段の手すりを使ってカーフレイズ。見よ、このヒラメ筋!
カーフレイズは、普通の床でも行えるトレーニング。注意点は、爪先と膝が真っ直ぐ同じ方向を向いていること、そして前傾姿勢になっていること。回数は20〜50回程度、5〜8セットほど繰り返すのが理想的だ。
ちなみに、ふくらはぎは「第二の心臓」とも呼ばれるとても大切な筋肉。健康体を維持するのには重要な部分なので、これを機に定期的にトレーニングしてみてはいかがだろうか。

 

愛犬がトレーニング後の学さんの膝をペロペロ。
これまで紹介したトレーニングは下半身が中心だが、ダンベルやチューブを使用して、肩・腕・胸や腹筋などの筋肉もバランスよく鍛えているという学さん。また、生活リズムを崩さないよう早起きを心がけているという。
外に出なくても、できることは山ほどある。そして日常が戻った暁には、学さんは山を目指す!
 
「モデルの家トレ」とは……
自宅で働き、自宅で遊び、自宅で食べる。行動範囲が狭くなれば当然、体はなまる。で、なんとかせねば! と思っているあなたにお届けする、“体が資本”のオーシャンズモデルたちが実践する、自宅での体メンテナンス術。
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市川明治=文


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