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2020.05.17

からだ

プロテインはダイエットに役立つ! 一流アスリートを支える管理栄養士の証言

やはりプロテインは偉大だった。
コロナ禍による外出自粛生活の影響で、約8割の人がカラダや心に変化を感じていることが株式会社 明治の調査で明らかになった。
明治と言えばチョコレート、ヨーグルト、そしてプロテインの「ザバス」だが、今回は、明治の契約アスリートを食事面で支える管理栄養士、村野あずささんに「インドア生活に欠かせないプロテイン」というテーマで話を聞いた。

話を聞いたのは……

村野あずさ●ボクシング世界王者の井上尚弥選手、ラグビー日本代表の姫野和樹選手など、明治の契約アスリートたちを栄養面、食事面でサポート。自身も学生時代から中・長距離選手として活躍し、実業団選手としての競技経験を持つ。著書に『「走る」ための食べ方』(実務教育出版)。

プロテインを身近な食材と捉えるメリット

──運動不足の人が増えていますが、そもそも運動をしないんですからプロテインだって飲む必要はないのでは?
村野 それはよくある誤解ですね。プロテインを摂取する目的やメリット、活用方法はさまざまですが、外出自粛生活が続いて運動不足になりがちな今、脂質をほとんど含まず、効率よくタンパク質を摂取できるプロテインの活用はプラスに働くことが多いと思います。
──んん? どういうことでしょう?
村野 今、活動量の低下で“コロナ太り”を気にしている人も多いと思いますが、併せて気を付けたいのが筋肉量の低下です。筋肉量が低下すると、基礎代謝量が減ってしまい、エネルギーを消費しにくい太りやすい体質に変わっていくのです。
──脂肪が増えることと筋肉が減ることに相関関係があったとは……。
村野 栄養状態が悪く、タンパク質が不足すれば、カラダづくりがスムーズにいきませんし、体力や免疫力も低下していきます。筋肉を維持し、体脂肪を増やさないために、自宅でできる簡単な運動を取り入れるなどして栄養バランスを意識し、高タンパク低脂肪の食事を心がけることをオススメします。
──プロテインはどんどん飲んだほうがいいと?
村野 日常の食事を疎かにしてプロテインだけに頼る、という方法はあまりオススメできません。例えば、タンパク質が不足しがちな朝食で、野菜と果物と一緒にプロテインをミキサーにかけ、スムージーにして飲んだりするといいでしょう。料理にも活用できるので、身近な食品としてプロテインを活用してみるのもひとつの方法です。


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