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2019.07.23

からだ

後ろ姿まで格好良く! 背筋を鍛えるトレーニングチューブを使ったBetterな方法

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連載「Make Better, The Fitness」
「そろそろカラダを鍛えてみるか」と自宅で始めたトレーニング。とりあえず手は出してみたけれど、そのアイテムの使い方と選び方、本当にあってますか? 実は間違いだらけのセルフフィットネス。この機会にプロに教えてもらいながら再確認してみよう。


背筋が通ったピシッとした佇まいは格好良い。そのスタイルには、背中の筋力が必要不可欠だ。しかし、一気に背筋(はいきん)が衰え始めるのが30代後半~40代。

腰の丸まった、自信なさげな後ろ姿なんて嫌だ。正直、背筋トレーニングはスルーしがちな人が多いだろうが、この機会に取り組んでみてはいかがだろうか。例えばトレーニングチューブを使えば、家でも手軽に背筋を鍛えることができる。

ただ、そこでNot betterなトレーニングをしたら効果半減。パーソナルトレーナーの古徳大輔さんに、トレーニングチューブを使ったBetterな背筋運動を教えてもらい、格好良い後ろ姿を手に入れよう!


古徳さん古徳大輔さん
1980年生まれ。パーソナルジム&キックジム「StudioK」代表で、現役空手家。「食と運動を通じて、心身の健康と幸福を追求する」という理念のもと、フィットネスビギナーを中心に、プロアスリートやモデルなど、幅広い層から支持を得ている。ミス・ユニバース・ジャパン茨城のオフィシャルトレーナーも務めた。
StudioK HP:http://mito-studiok.com/index.html
KickGym HP:https://kickfit-studiok.storeinfo.jp/
TikTok:@dai_kick
Instagram:@studiok_dai




 

トレーニングチューブを使った背筋運動。
間違えやすい3つのミスポイント


ミスポイント①腕を胸元まで引き上げてしまうのはNG

トレーニングチューブ

チューブを足にかけて引っ張る。背筋を鍛えるための基本的な動作だが、何も考えずに行うと、自然と腕が胸まで上がることだろう。

しかし、じつはこの動きはNG。背筋を鍛えるという目的においては効果が半減してしまう。腕の力だけでチューブを引っ張ることになり、背筋にしっかりとした負荷を与えることができないのだ。

 

ミスポイント②上体が曲がってしまうのは間違った姿勢

トレーニングチューブ

チューブを伸縮させる際、背筋に負荷がかかる分、上体が曲がりやすくなる。しかし上体が丸まることにより、トレーニングの体勢がブレて、背筋への刺激が抜けてしまうのだ。トレーニングでは動きに意識が向きがちだが、姿勢にも気をつけなければならない。

 

ミスポイント③すべりやすいチューブだと無理な姿勢に

トレーニングチューブ

スポーツショップなどで手に入りやすい、シンプルなチューブ。使える用途は多いが、持ち手がないため滑りやすいのが難点だ。背筋を鍛えるトレーニングで使用した場合、チューブを放さないように握るため、“余計な力”が発生。背筋を鍛える動きに集中できず、無理な姿勢になってしまうこともあるのだ。

家でもできる簡単なトレーニングだからこそ、正しいポイントを押さえておかないと十分な効果を得ることができない。格好良い後ろ姿は、そういった小さな意識の積み重ねから生まれるのだ。

それでは、トレーニングチューブで背筋トレーニングをする際に、気をつけるべきポイントを学習していこう。



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