ユニクロ「+J」の秋冬コレクションの魅力をひと足先にお伝えする本企画。
第3回は、前コレクションで“裏ヒット”を記録したスウェットの新作にフォーカス!
今季は、パーカ、シャツ、パンツの3アイテムがラインナップ。コーディネイトとともにそれぞれの魅力を深掘りしていこう。
① ドライスウェットハーフジップパーカ
スウェットといえば、オールシーズン共通の楽ちんアイテム。在宅ワークの普及に伴い、自宅で愛用している人も多いはずだ。しかし、そのラフさゆえに、一歩間違えれば部屋着に見えてしまうという難点も……。
しかし、デザイナー、ジル・サンダーの手を加わればそんな心配ともオサラバ。実に洗練されたデザインに仕上がっている。
こちらのパーカはリラックス感のあるオーバーシルエット。かといって、裾や袖が長すぎたることはなく、絶妙な仕立てで、都会的な雰囲気を醸し出している。
ハーフジップ仕様で、ジップの持ち手にはさりげなく「+J」の文字を刻印するなど、手の込んだディテールがニクイ。
コットンとポリエステルの混紡素材を使用したボディは、滑らかな肌触りがクセになる。しかも軽量のため長時間着用してもストレスフリー。
ちなみに、フードはナイロン素材に切り替えられており、これ1枚で風合いの違いも楽しめる。
試しにデニムに合わせてみたら、ご覧の通り。超シンプルだけど、奥行きのあるスタイルに仕上がった。このパーカは優秀だ。
② ドライスウェットシャツ
続いては、生地の光沢が美しいスウェットシャツ。
パーカと同じく、コットンにポリエステルをブレンド。耐久性と速乾性がアップし、さらにはシワにもなりにくいという使い勝手に優れたアイテムとなった。
シンプルなスウェットシャツかと思いきや、背中にはグログランテープが! いいアクセントになってマス。
今っぽく着るなら、ゆったりとしたパンツをチョイスしよう。今回合わせたのは「+J」から発売されるワークパンツ。ニーパッチなどのディテールを残しながら、テーパードシルエットでモダンに仕上がっている。
白Tをチラ見せして、抜け感を忘れずに。
③ ドライスウェットパンツ
最後はスウェットパンツをピックアップ。素材を切り替えたウエスト部分がクール。
前述のパーカやスウェットシャツとセットアップで着こなすのもいいが、まずは単品の魅力を知るべくTシャツで。
太ももから膝にかけてテーパードを利かせており、すっきりとしたシルエットが特徴だ。
膝裏にはダーツが入っている。
今っぽく、タックインで着こなす際には、ウエストの切り替えが際立つ。その作り、細部に至るまで抜かりなし。
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スウェットはいずれも、ブラック、オリーブ、ネイビーの3色展開。今季は裏ヒットならぬ、爆発的ヒットを記録しそうだ。
[問い合わせ]ユニクロ 0120-170-29www.uniqlo.com川西章紀=写真