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2021.06.28

ファッション

ローテク風でもハイテク。私服に合う“ブラック”な防水スニーカー3選

「検証! 雨に“勝つ”靴」とは……
タウンユースにもってこいな見た目でありながら、雨水をモノともしないポテンシャルを秘める……そんなスニーカーなら、たとえ雨が降っても心は晴れ晴れ。雨よ、どーんとかかってこい!

①往年のデザインが今になってハマる!

1万5400円/イノヴェイト(デサント トウキョウ 03-6804-6332)
「フライロック」シリーズはまさにイノヴェイトの“顔”。2000年に入って間もなく誕生した一足だ。
イノヴェイトのトレランシューズに、初めてゴアテックスを搭載したのもこのシリーズで、搭載してもなお重さは345g(27cmの場合)。ほぼ缶ジュース1本分ほどの軽さとあって、“岩を飛ぶように走れる”という触れ込みで多くの耳目を集めた。
2019年、デサントが「NEW VINTAGE」シリーズをスタートさせるにあたり、シューズ分野に精通する有能なマーケッターたちと意見を交わしたそうだが、彼らが口々に発したのが「フライロック」シリーズの美点。そして程なくして復刻が決定したのだという。
ちなみに、カラーはブラック、ホワイトのほか、カーキ、ネイビーの4色展開。「フライロック345 GTX 」1万5400円/イノヴェイト(デサント トウキョウ 03-6804-6332)
そのソールや丸太シューレースから山靴であることを実感するが、往年のデザインを程よく取り入れた姿からはカジュアルスニーカーとしての一端も感じさせる。
例えばホワイトの一足は、それがトレラン用とは見当がつかないほどにクリーンで、セットアップの足元にハマりそうだ。そのうえ、ゴアテックスを実装しているため水に強く、アッパーのコーデュラナイロン生地は屈強。快適さと耐久性を兼ね、街の空気にも足並みをそろえられる。
この一足に、もはや死角は見当たらない。


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