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2021.04.24

ファッション

創造力を刺激する。注目の乃木坂と四谷のワークスペースを、あの2人が徹底解剖!

 
晴れて亞藤忠物産の子会社で代表取締役に就任したユースケ。そのミッションはベンチャービジネスの立ち上げに加え、新しいワークスタイルを模索すること。
そこでユースケが拠点に選んだのは、今春、東京・乃木坂に誕生した新感覚のレンタルオフィス「+SHIFT NOGIZAKA」だ。またインターネットを使った、アグリビジネスのスタートアップ企業を立ち上げたマーシーが拠点に選んだのは東京・四谷にある話題のシェアオフィス「A YOTSUYA」。
ふたりの男が選択した新たな仕事場のカタチ。その全貌をお届けしよう。
 

ユースケの創造力を刺激するサテライトオフィスを大解剖!!

カーディガン3万4100円/スローン 03-6421-2603、シャツ2万2000円/ギ ローバー(バインド ピーアール 03-6416-0441)、パンツ1万9800円/ビームス プラス(ビームス プラス 原宿 03-3746-5851)、靴3万7400円/イルモカシーノ(ビームス六本木ヒルズ 03-5775-1623)、腕時計49万5000円/ベル&ロス(ベル&ロス ジャパン 03-5977-7759)、バッグ7万9200円/セラピアン(リシュモン ジャパン セラピアン 03-4461-8340)
出勤するユースケの足どりが軽いのは澄み切った青空のせいだけではない。
「+SHIFT NOGIZAKA」の前に着くとビルを見上げてしばし悦に入る。そして洗練されたオフィスに身を置けば、「一日の質を高めよう」というポジティブな気持ちが湧いてくる。ビジネス上の利点が多いのも決め手になった。
初回契約期間は6カ月から2年まで設定でき、期間経過後は1カ月単位で延長が可能。月ごとの定額料金には、賃貸料や管理費、水道光熱費、Wi-Fi通信費、清掃費、複合機利用費、内装インテリア費用といったオフィス維持にかかる諸費用がすべて含まれ、退去時に厄介な原状回復費用もかからない。
「+SHIFT NOGIZAKA」の詳細はこちら

この日は打ち合わせを行った。ユースケの会社もリモートワークやフレックス制を導入しているが、会議ではなるべく対面することにしている。狙いはオフィスで交わされる“雑談”だ。
屋上で都心のビル群を眺めながらランチを食べたり、テラスでは隣接する乃木神社の緑を眺めてひと息ついたり、といった何げないやり取りの中でこそグッドアイデアが生まれやすい。
「せっかく出社するんだから、豊かな時間にしよう。そんな意識をシェアすることも新しい働き方のひとつなのだから」。
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魅力その1
ドラフトが手掛けるハイセンスなオフィス空間とプロダクツ
統一された高いデザイン性。これが「+SHIFT NOGIZAKA」最大の魅力だ。有名企業のオフィスやショップなどを手掛けてきた、 日本を代表する設計デザイン会社・ドラフトがデザインを担当。
植物の根をイメージしたというインパクトのある外観をはじめ、 内装にインテリア、アメニティにいたるまで、丸ごと同社がプロデュースする。
また、オフィス内には特徴的なデザインの1人用デスクや 対面式のミーティングテーブルなどが充実しており、随所にドラフトのオリジナルブランドである201°のプロダクトも。 「ウチはクリエイターとの打ち合わせが多いから、オフィスのデザイン性は特に重要」とユースケも大満足。
「床が無垢材のフローリングだったり、手に触れやすい部分がファブリックになっていたりと、五感を刺激する細かい工夫もニクイね」。

魅力その2
フロアごとの入居システムだからプライバシーも確保できる
「いろいろな会社の人が出入りするシェアオフィスは、気が散るし、社内情報の漏洩も不安」というビジネスパーソンは少なくない。
何を隠そう、ユースケもそのひとりで、特にアイデアで勝負する企業にとってプライバシーの確保は最優先事項のひとつ。今回のオフィス探しで都内のさまざまなシェアオフィスを内見してきたが、納得できる場所はほとんどなかった。
その点、「+SHIFT NOGIZAKA」の、 ワンフロアごとの入居システムはユースケの希望する条件にぴったりだった。かつ、落ち着いた環境で仕事に集中できるのだ。
とはいえ、1階の共有ラウンジや定期的に開催される入居者同士の交流会など、他フロアの人と顔を合わせる機会もあるので、 人脈を広げる機会にも恵まれている。ユースケにとって、まさにイイとこどりのオフィスなのである。

魅力その3
シーンに合わせて場所を使い分け、業務効率も格段にアップ!
締め切りに追われるデスクワーク、緊張感のあるクライアントとの会議、社員との団欒……。仕事には、実にさまざまなシーンがある。
「ここなら、どんな仕事のシーンにも対応できるはず」。ユースケが「+SHIFT NOGIZAKA」を選んだ決め手もここにある。
各フロアには12〜19席のデスクや個室のミーティングスペース、キッチン、カウンター、男女別のトイレなどを完備。フロアによってはテラス付きのところも。Wi-Fiやプリンター、会議室モニター、ホワイトボードなどの用意もあり、快適に仕事のできるサポート環境が入居時から既に揃っているのだ。
テラスでメールチェックしたり、重要な打ち合わせは個室の会議室で行ったり。オーバーワークになったら、 屋上にある共有ルーフトップガーデンでリラックス。ここはユースケのワークスタイルにもジャストフィットしているのだ。
+SHIFT NOGIZAKA
住所:東京都港区赤坂8-11-26
アクセス:東京メトロ千代田線「乃木坂」駅 徒歩1分、東京メトロ日比谷線・都営地下鉄大江戸線「六本木」駅 徒歩9分
施設利用料「MONTH」(マンスリー契約):月額110万円(12名〜専有フロア)〜、「WEEK」(曜日貸し契約):月額14万円(12名〜専有フロア)〜
「+SHIFT NOGIZAKA」の詳細はこちら
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マーシーの五感を満たしてくれる、アートなレンタルオフィスとは?

シャツ1万9800円/ニードルズ(ネペンテス 03-3400-7227)、デニム4万4000円/デンハム(デンハム・ジャパン 03-3496-1086)、メガネ3万6300円/アヤメ 03-6455-1103、Tシャツは私物
「今日はどんな一日になるだろう?」。朝、デスクに座ってPCを開くとその胸は高鳴る。旅、サーフィン、農業と、“好き”を仕事に生きてきたマーシー。「A YOTSUYA」は、まさにそんな男のためにあるシェアオフィスだ。
ブルックリンをイメージしてデザインされたオフィスの最大の特色は、壁一面に描かれたウォールアート。これはシリコンバレーのIT企業のオフィスにも見られる趣向で、色彩豊かな力強いアートに囲まれて仕事をすることで創造性を活性化させるのである。
「A YOTSUYA」の詳細はこちら

契約システムも独創的だ。3カ月から自由に月単位で契約期間を設定できる「MONTH」に加え、1週間のうち特定の曜日だけを賃貸できる「WEEK」も展開。
月ごとの定額料金はオールインクルーシブ制で、印刷費やコーヒー代も含まれる。ここで働き始めてからというもの、常に新しいアイデアが浮かんでくる。
仕事がひと息ついたら、1階のラウンジでコーヒーを片手に、入居しているクリエイターたちと情報交換。「毎日がワクワクの連続。オフィスというより、むしろテーマパークだ!」。マーシーは、心の中に押し寄せるファインウェーブを感じるのだった。
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