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2021.09.28

ファッション

種カジ流・初秋の短パン術。ポイントは、素材選びと膝下にありまして

リラックスしているのに大人っぽい「種カジ」とは……
ーー季節の変わり目のお洒落は難しいですよね。訪れる秋の気配と残る暑さとの戦い。そのふたつに勝たないといけない。
暑さは回避、秋を薫らせ、折り目正しく。種カジ流・初秋の短パン術を伝授!
「そうそう。かつてはショップスタッフを務めており、その当時は、暑くてもシーズンが立ち上がっている秋冬ものも取り入れないといけませんでした。今回は、季節感を考え続けた自分の経験から得たスタイルです」。
ーー種さん、まだまだ引き出しがありますね。確かによく見たら、まだ短パンをはいて夏っぽさがあります。さすが日本の“短パン王”。
「でもワコマリアのものは、スーツに使われるストライプ柄の梳毛素材。秋らしさもあるうえに実はよく見るとツータックが入っていて、いっそうクラシカルに見えると思いませんか」。
ーー遠目からでも、光沢がすごいです。ブラウンがかったグレーにブルーのストライプも上品。そこにマスタードカラーのハイゲージニットを挿し色として使っていると。
「はい。定番のジョン スメドレーは、やや緩いサイズを選びました。ショーツとのブラウン系グラデーションで悪目立ちも回避します」。
ーー締めくくりは、ヒネリの利いた足元!それは、いわゆるホーズ、ですよね?
「本来、足首から素肌を覗かせないためのアイテムですが、これを表に出していく。肌の分量を減らしたのも秋を考えてのこと。黒スエードのビルケンで遊び心もプラス。これで、商社とのミーティングにも行きます(笑)」。
ーー季節感とともに、折り目正しさにも配慮した短パン技は今のうちに真似したい!


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