「感動の服」特集 Vol.56
2021.09.19
FASHION

この冬、ファッション業界人が着用宣言するダッフルコートの三大老舗が持つ魅力

カギ爪のような形をしたトグルボタンや首元のチンストラップが特徴のダッフルコート。

この定番アウターのおすすめ品を業界人たちに伺ったところ、なんとみな一様に正統派のアイテムを推薦してくれました!

老舗ブランドのものや由緒正しきルーツを持つ王道の逸品って、やっぱりいいよね。

 

「オールド イングランド」

異口同音にこの冬みんな着用宣言!業界人が勧める正統派ダッフルコート
創業150年を超えるパリの老舗による傑作は、上質なメリノウール100%。裏地のない一枚仕立てでもズッシリとした目方が、防寒&防風に優れる本格的なメルトン生地を物語る。17万6000円/オールド イングランド(オールド イングランド 広尾店 03-3443-2002)

ファッションジャーナリスト
増田海治郎さん Age 48
ファッションショー中毒で、コロナ禍前の年間取材本数は約250本。6月のパリコレクションも日本から唯一渡航。著書に『渋カジが、わたしを作った。』(講談社)がある。

当時中学2年生だった1987年にフレンチトラッド(BCBG)のプチブームがあって、ジェイエムウエストンの「シグニチャーローファー #180」とともに猛烈に憧れたコート。

ヘリンボーン織のウールは軽くて暖かく、ほかにはない柔らかな色みも最高!今冬は20年モノのライトイエローのやつを、久しぶりに引っ張り出して着たいと思っています。

 

「インバーティア」

老舗の超定番品。肉厚ながら軽いヘリンボーン生地には、「世界一高級で高品質な素材を最高級の天然繊維で織り上げる」というブランド哲学が現出。16万2800円/インバーティア(アイメックス 03-5291-7535)

スタイリスト
来田拓也さん Age35
トラッドな装いにラグジュアリーなアイテムを一点投入するなど、メリハリを利かせたスタイリングを得意とする気鋭スタイリスト。ストリートの知識も豊富。

大定番のコートですが、2年前くらいから無性に気になり始めて。なかでもロング丈のモデルを狙っていました。

ダッフルといえば膝下丈のイメージが強いのですが、この長さであればよりアーバンに着こなせる。ジャストよりワンサイズ上を選ぶと、いい感じに肩が落ちて今の気分にハマってくれます。

 

「グロヴァオール」

第二次世界大戦中に英国陸軍元帥モントゴメリー氏が愛用していたコートをモチーフに作られたという、その出自も男心をくすぐる名品。彼の愛称から“モンティ”と名付けられた。7万4800円/グロヴァオール(アソシエイテッド・インターナショナル 03-6417-4622)

ビームス  プレスマネージャー
千木良 学さん Age43
シューズマニア。マイナーなブランドも大好物で、ちょっと人とは違うものを一点取り入れる主義。断捨離できない物持ち志向。

まさに王道です。ベージュや発色の良いイエローなども過去によく着ていました。あまりに着倒しすぎて、現在は手元に残っていません……。

ウッドのトグルと麻紐、粗野な素材の組み合わせが何とも男心をくすぐりますね。改めてベージュなどのアースカラーをオーバーサイズで着たい一着です。

 

清水健吾=写真 梶 雄太、来田拓也、星 光彦、野上翔太=スタイリング 増山直樹、早渕智之、長谷川茂雄、いくら直幸、髙村将司、大西陽子、森上 洋、中田 潤、今野 壘、オオサワ系、大木武康=文

# アウター# ダッフルコート
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