「部長びんびん“着回し”物語 Season7 withマーシー」とは……デザイナー探しに翻弄するユースケの頭に浮かんだ、先日シェアオフィスで会った
あの女性。タダ者ではないとカンが働き調べてみたら、なんと凄腕デザイナーなことが発覚！これは運命かも!?
Day 16 MON.
袖振り合うもなんとやら。凄腕デザイナーを一本釣り！
［ユースケ］Tシャツ1650円／ヘインズ（ヘインズブランズ ジャパン 0120-456-042）、腕時計170万5000円／ブランパン（ブランパン ブティック銀座 03-6254-7233）、マスク1980円／サンディニスタ（トゥー・ステップ 03-5794-4343） ［ミノリ］腰に巻いたパーカ1万8700円／ザ・ノース・フェイス パープルレーベル（ナナミカ 代官山 03-5728-6550）、カットソー1万8700円／ジェーン スミス、パンツ2万1780円／ネプラ（ともにシップス 渋谷店 03-3496-0481）ユースケが調べたところ、マーシーのオフィスで出会ったミノリという女性は、ウェブデザイナーだということがわかった。しかも、相当の凄腕。
某国立大学を卒業後、シリコンバレーのウェブデザイン事務所に勤務。その企業名はユースケでも知っている。小規模ながら、世界的企業のウェブを一手に手掛ける伝説のデザイン事務所なのだ。彼女は昨年帰国して独立したばかりだが、既にファッションブランド数社からオファーがきているという。
『この人に頼もう！』。早速、共有ラウンジに張り込む。怪しまれないようストライプシャツをラフに着崩して、爽やかなビジネスパーソンを装う。
「やあ、また会いましたね。そうそう、実はデザイナーさんを探してまして」と強引にアプローチし、企画書を見てもらうことに成功した。
「面白そう。私の実家も農家なんですよ。このプロジェクトは社会全体にも有益ですね」と彼女の目が輝く。『これぞシェアオフィスの醍醐味！』と心の中でガッツポーズするユースケであった。
着回しアイテム
【H】ありそうでなかったオリーブのロンストシャツクラシックなロンドンストライプのシャツを大きめのバルーンシルエットやナロー幅のセミワイドカラーで今どきにアップデート。パリッとした生地感もこなれて見える所似だ。2万900円／エイチ ビューティ&ユース 03-6438-5230
【P】巧みなプリーツ使いで野暮ったさを払拭腰から裾までズドンのワイドシルエット。しかし、折り込まれたインバーテッドプリーツの効果ですっきり見える。素材は上品な光沢を帯びたコットンギャバジンだ。1万8700円／スティル バイ ハンド（スタイルデパートメント 03-5784-5430）
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