「満たせ! 俺たちの休日3大欲求」特集 Vol.20
2021.05.08
FASHION

大量の廃棄野菜を前にユースケ&マーシー愕然……そのとき着ていた服とは?

「部長びんびん“着回し”物語 Season7 withマーシー」とは……

「部長びんびん“着回し”物語」シーズン7がスタート!

新たな事業展開を模索するユースケに、なにかのヒントになればと友人・マーシーが連れ出したのはとある畑。そこに広がっていた光景は……。

Day 1 SUN.
目の前に積まれた大量の廃棄野菜。このままじゃ日本の農業がやばい

[ユースケ]スニーカー6380円/コンバース 0120-819-217、サングラス5万3900円/アイヴァン 7285(アイヴァン 7285 トウキョウ 03-3409-7285) [マーシー]スニーカー9900円/ニューバランス(ニューバランス ジャパン 0120-85-0997)、ソックス1980円/キャル オー ライン(ユナイト ナイン 03-5464-9976)、キャップ4180円/ニューエラ www.neweracap.jp、腕時計49万5000円/ベル&ロス(ベル&ロス ジャパン 03-5977-7759)

広大な畑の隅には大量の野菜が積み上げられていた。ここは千葉県某所、マーシーの知人が所有する畑だ。ユースケは、「明日の朝、迎えに行くから一緒に来いよ。新しいビジネスのヒントがあるかもしれないぜ」と言うマーシーの言葉に誘われ、ついてきた。

ユースケはピンク色のパーカにワイドなチノ。マーシーはベージュのナイロンフーディーに白いスウェットパンツ。ふたりとも起き抜けにクローゼットから目についた服を着てきただけなのだが、パーカやキャップの挿し色が利いて自然とこなれた雰囲気にまとまっている。

「コレ、全部捨てられるんだぜ」。「マジか……まだ食べられるのにな」。ユースケは絶句した。台風などの自然災害で規格外になってしまった野菜は市場に出荷できないため、そのほとんどが廃棄される。さらに近年はコロナ禍によって需要が大きく低下し、出荷できない量が急増しているのだ。

「このままじゃ日本の農業に未来はないだろう。オレはこうした野菜をなんとかしたいんだ」とマーシー。二人は黙って朝日に照らされた野菜の山を見つめていた。

ユースケの着回しアイテム

【J】ヴィンテージオーラを纏う巧みなユーズド加工
得意のユーズド加工による、日に焼けたような色褪せたサーモンピンクが極上のこなれ感を演出する。首元のガゼットなどヴィンテージ風味なディテールもソソる。2万900円/ポロ ラルフ ローレン(ラルフ ローレン 0120-3274-20)

【K】海好きでなくとも刺さるメッセージT
オーガニックコットンを度詰めで編み上げたジャージーのロンTは右腕にメッセージ入り。売り上げの一部は海洋動物などを保全するブルーオーシャンプロジェクトに寄付される。8580円/シーグリーン(タトラスインターナショナル 03-5708-5188)

【Q】コーデの主役を張れる2タックのワイドチノ
深めの股上やツータックのデザインが存在感を放つワイドチノ。両サイドのベルトでウエストの調節が可能だ。高密度に織り上げられたチノクロスが見せる、味のある風合いもポイント。2万900円/MHL. 03-5467-7874

マーシーの着回しアイテム

【4】薄手で超軽量だから幅広いレイヤードに使える
耐久性撥水加工が施されたリップストップナイロン製。デザイン性も高い左胸のスナップポケットや本体を収納できる隠しジップポケットなど機能的なディテールも満載だ。1万4850円/パタゴニア(パタゴニア日本支社 0800-8887-447)

【16】家着っぽく見えない計算されたシルエット
裏地が起毛したコットン×ポリエステルの肉厚スウェットは丈夫でハリがあり、型崩れにも強く、頼れる一本。やや股上浅めのすっきりしたシルエットも大人の味方に。1万9800円/ブルックリン マシンワークス(ハンドイントゥリーショウルーム 03-3796-0996)

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Day 2 MON.
忙しいけれど、これだという確信が持てない。やるべきことはほかにある。

靴13万2000円/ジョンロブ(ジョン ロブ ジャパン 03-6267-6010)、腕時計141万9000円/オメガ 03-5952-4400、マスク1980円/マナ マスク(ライス ビー 046-895-4678)

ユースケが自社の本拠地に選んだのはシェアオフィスの「+SHIFT NOGIZAKA」。高いデザイン性やアクセスの利便性もさることながら、ワンフロアに一社しか入居しないという静かな仕事環境を、ユースケは気に入っている。

この日は朝からアパレル関連の新規プロジェクトに関する打ち合わせに追われ、ランチをとる暇もない。ニットポロの上にジャケット代わりのシャツジャケットを羽織り、シャークスキンのトラウザーズをはいたユースケは次々とスタッフに指示を出す。

ただ、心の中には手ごたえがない。『こんなありきたりのプロジェクトでは会社は成功しない。新しいことをしなければ……』。そんなユースケの気持ちが伝わるのか、本社から連れてきた優秀なスタッフたちの士気もイマイチだ。テラスに出てひと息ついたユースケの頭にふと、昨日千葉で見た光景がよぎった。

着回しアイテム

【B】着回し自在のミリタリー顏シャツジャケット
イタリアンシャツの名門と、かの国の伊達男アレッサンドロ・スクアルツィ氏の共作は、大型の胸ポケットが印象的。ボディは洗いがかかったコットンツイルで、インナーにもアウターにもなる。2万7500円/ギ ローバー(バインド ピーアール 03-6416-0441)

【F】単体でも着こなしがキマる上質ニットポロ
春夏スタイルに欠かせないニットポロもビッグシルエットが狙い目。こちらはウールとシルク、カシミヤのミックス素材を使用し、上品な光沢としなやかなタッチが特徴だ。4万2900円/スタジオ ニコルソン(キーロ 03-3710-9696)

【M】NYの日本人テーラーが仕立てる一本
クラシックなトラウザーズをベースにしたアンドーバー パンツは、ワンタックと膝から裾にかけてのテーパードシルエットが特徴。ポリエステルシャークスキンはサラサラタッチで夏場も快適。3万5200円/エンジニアド ガーメンツ 03-6419-1798

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Day 3 TUE.
憧れのオフィスでバリバリ……のはずが廃棄野菜のことが頭から離れない

スニーカー1万2100円/ナイキ スポーツウェア(ナイキ 0120-6453-77)、メガネ3万6300円/アヤメ 03-6455-1103

ECサイトで有機野菜を直販するビジネスが軌道に乗り、マーシーは都内にオフィスを構えることにした。迷わず選んだのは、東京・四谷にあるレンタルオフィス「A YOTSUYA」。壁一面に好きなアーティストのウォールアートが描かれた、マーシーにとって夢のようなオフィスである。

この日は終日オフィスでデスクワークのため、ロンTの上にデニムシャツを羽織って、パンツはストレッチ素材のショーツ。ネイビーとブラウンという落ち着いたカラーコーディネイトで大人のスケータースタイルを意識した。

ただ、着こなしとは裏腹にマーシーの心は重かった。会社の業績は悪くないのだが、心に何かが引っ掛かっているのだ。そのせいか、起業した頃のような仕事に対する情熱が湧いてこない。『うーん……やっぱり廃棄野菜が気になるんだよな』。

着回しアイテム

【5】色落ちも機能性も妥協しないデニムシャツ
ブランドの看板アイテム、デナリジャケットのポケットデザインをシャツに落とし込んだ意欲作。遮熱、接触冷感、吸水速乾、紫外線防止などの機能性を持つシェルテック糸で織られたデニムを使用。1万1880円/ワイルド シングス(インス 0120-900-736)

【17】自転車好き必見!ピストメーカーとのコラボ
ピストバイクブランド、リーダーとのコラボ作。ストレッチナイロンが使われたショーツは、片手で調節できるベルトや本体をバックポケットに格納できる仕様で使い勝手も◎。2万4200円/エイチアイピー バイ ソリード×リーダー(タトラスインターナショナル 03-5708-5188)

お助けアイテム

4290円/ベイフロー(アダストリア 0120-601-162)

ネイビーのロンTは大人の味方。短パン姿が子供っぽく見えるのを防げるし、長袖ゆえ冷房の効いた部屋でも寒くない。腕ぐりが大きくとられたゆったりシルエットやUSAコットンの風合いも◎。

「部長びんびん“着回し”物語 Season7 withマーシー」とは……
大手総合商社・亞藤忠物産に勤務している平山ユースケ。順風満帆なエリート街道を歩み、ゆくゆくは役員への出世を目論み仕事に邁進していたはずが、業績は振るわない日々が続いていた。時を同じく、友人、三浦マーシーは、6次産業として農業ビジネスで大成功。そんな彼をビジネスパートナーに迎え、農業分野での新たな可能性を探っていく。
※今回の全着回しアイテムの詳細はコチラ
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西崎博哉(MOUSTACHE)=写真(人物) 椙本裕子=写真(静物) 武内雅英=スタイリング yoboon(coccina)、古川 純=ヘアメイク 押条良太(押条事務所)=文 大関祐詞=編集・文 豊島、カーサベッラ=撮影協力

# シーズン7# ユースケ部長# 三浦マーシー# 部長びんびん“着回し”物語
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