やっぱりみんなデニムが好きだった。デニムの男100人特集! Vol.63
2021.04.29
FASHION

デニム今昔トーク!ユースケ&マーシーが語る「俺たち世代のデニムあるある」

「なぜか細いベルトしてさ」「ベルトの色に意味あったよね。赤だと『ケンカ買います』みたいな」「完全にヤンキー文化だわ」。

これがデニム話の面白さ。

モデルとして第一線で活躍を続けてきたユースケとマーシーが、子供のように素で盛り上がる。テーマに沿った話は大事だ。でもちょっと脱線した、いわば不要不急の話題こそ心の栄養なのである。

前編はこちら

「デニムがカッコいいのは反骨心が透けて見えるから」

デニム今昔トークがとまらない!ユースケ&マーシーが語る「俺たち世代あるある」
俳優/モデル 平山祐介●1970年生まれ。大学卒業後、社会人生活を経てモデルに。数多くの海外コレクションを経験したのち、2003年より活動の拠点を日本に移す。趣味は空手、バイク、スキューバダイビング、読書など実に幅広い。映画やテレビドラマ出演など、俳優としての活動も充実。着用しているデニムはマディソンブルーのサルエルパンツ型のもの。どんなスタイリングにも合うという今お気に入りの一本。

平山 誤解を恐れずに言えば、俺たちはもともとそこまでお洒落じゃないから。ただデニムに関しては、若い頃から本当に今現在まで、いろいろ試してきていると思う。

三浦 お洒落として初めてデニムをはいたのは、高校のときにサーフィンをやっている先輩が501をはいていたから。それに憧れたんだよね。藤沢に「シーガル」って店があって、古着の501が2000円台くらいだった。’80年代中頃の話。

平山 今日もいろんな501を持ってきているね。

三浦 何しろ「501はカッコいい」「501は間違いない」っていう刷り込みがあるから。俺たち世代は。

平山 俺たち世代は全員そう。フロントがジッパーじゃなくてボタンフライっていうのも、特別な感じがしてよかったんだよなあ。

[三浦さんのデニムコレクション]すべてリーバイスの501で、すべてオーシャンズの撮影で出合ったデニムたち。[上]アメリカ製デニム地を使用した501、[中]リーバイスのショップでカスタムした501、[右]ブラックの501。

三浦 そのあと20代中頃でダボパンね。みんな腰ばき。

平山 マジ? 20代で流行った?

三浦 カルバン・クラインのアンダーウエアを覗かせてさ。

平山 それもうちょいあとだって。20代後半。

三浦 いやいや。違う違う。俺がニュージーランド行く前だったから、20代中頃で間違いない。

平山 そりゃお洒落ピーポーだわ。

三浦 そう。サーファーは(トレンドを捉えるのが)早かったから(笑)。

平山 腰ばきは俺が(コレクションモデルとして)ヨーロッパを行き来してた後半時期、ドルチェ&ガッバーナのデザイナーのふたりがはいてて、カッコいいと思ってた。

三浦 デニムはファッションだけど、いろんなカルチャーの入り口でもあったんだよなあ。

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ユースケ&マーシーの、本当のデニム原体験

モデル 三浦理志●1970年生まれ。15歳のときにサーフィンに出合い、18歳でモデルのキャリアをスタート。本誌連載をまとめた『SURF & NORF COOKBOOK byミウラメシ』(プレジデント社)が絶賛発売中。YouTubeチャンネル「MARCY’ S FUN LIFE!」もぜひチェックを。着用しているデニムはベドウィン&ザ・ハートブレイカーズのもの。

平山 お洒落としてのデニムはそんな感じだけど、“Gパン”としての出合いは今でも鮮烈に覚えてる。中学生の頃にはいていた、スリータックぐらいのケミカルウォッシュ。

三浦 あった! 思い出した、ボンスリ(ボンタンスリータック)デニム! 中1だ!

平山 俺の中ではあれがスタート。ちょっと前に若い女の子の間でそんなデニムが流行ってて、びっくりしたけどね。

三浦 中学になると親に服を買ってもらうのは恥ずかしいからね。それで最初に買うのがボンスリデニム。

平山 熊谷のカジュアルショップ「セキ」で買ったわー。

三浦 俺は藤沢の「田原屋」だったかなー。

[三浦さんが合わせているのはこんな靴]スニーカーも革靴もベーシックなラインナップ。ヴァンズのスリッポンはお馴染みチェッカーフラッグ柄だが、ツイスト仕様の限定バージョンだ。真ん中はレッド・ウィングの名作ブーツ「アイリッシュセッター」、左はチャーチの武骨かつトラディショナルなローファーである。

平山 今回マーシーと話をするって決まったときに、今一度考えてみたんだよ。デニムっていったい何なんだろうって。そのときたまたま、この女性プロレスラーのニュースを見たの(といってスマホを見せる)。

三浦 なにこれ。すっごいカッコいいじゃん。デニムのコスチュームなんだ。

平山 そう。Gジャンとか着てるのよ。上福ゆきっていうレスラーなんだけど、「やっぱりデニムってこうだよな!」と、ビビッときたね。

昔から言われていることだけど、やっぱりデニムって反骨心なんだよ。白洲次郎にしてもブラッド・ピットにしても、デニムから反骨心が透けて見えるからカッコいい。年をとっても反骨心を忘れちゃいけないと、改めて気づかされたね。

三浦 上福さんいいね。今日のゲストに来てもらいたかった(笑)。

平山 プロレスで「名前を売ってやろう」っていう、いい意味の気概を感じる。お、マーシーの地元、藤沢市出身じゃん。

三浦 マジで!? カッコいいはずだわ(笑)。

 

西崎博哉(MOUSTACHE)=写真 加瀬友重=文 

# デニム# 三浦理志# 平山祐介
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