欲求不満はファッションで全解放せよ!! 「感動の服」特集 Vol.3
2021.03.12
FASHION

これぞマウンテンパーカ。作り手がその機能に込めた想いに、感動した!!

そのスペックやデザイン性の高さから、街でも着られることの多いマウンテンパーカ。しかしその原点はやはり、過酷なアウトドアフィールドにある。

そんなことを再認識させてくれる、これぞ!という逸品が集結。作り手がそこに込めた想いに、あなたはきっと感動する。

 

「エーグル」のシェルパーカ

左肩のロゴ以外、すべて黒でまとめられたシックなアウトドアジャケット。シェルにはゴアテックスを用い、フードは着脱が可能。4万2000円/エーグル 0120-810-378

推薦人
モデル 三浦理志さん(50歳)
中学生でサーフィンに目覚め、現在も地元・辻堂の海へ通う。本業のモデルのほか、畑でのノーフライフにも精を出すアクティブパーソン。

冬の海でも畑でも調子がいい、ダウン内蔵の優れものです。シェルにはゴアテックスが使われ、止水ジップなど細部も手の込んだ作りに。

出かけるときに思わず手にとってパッと羽織る、僕にとって寒い時季の相棒のような存在です。

 

「ザ ・ノース・フェイス」のマウンテンパーカ

これぞマウンテンパーカ。作り手がその機能にこめた想いに、感動した!
ゴアテックス ファブリックを搭載したʼ80年代の古着のマウンテンパーカ。首裏のタグが白×茶で英国製という点も非常に珍しい。本人私物

推薦人
エイトン ディレクター 久﨑康晴さん
素材を追求するコンテンポラリーブランド、エイトン ディレクター。昨年、ホームウェアを中心に展開する新ブランド、エシャペも立ち上げる。

現在の洗練されたデザインと比べて、どこか野暮ったい佇まい。そこに対してハイテク素材が使われているアンバランスさに惹かれました。

感動したのは、日々着用するなかで気づいたディテールワーク。登山家の行動を快適にするため、すべてに意味がある。自らの服作りにも気づきを与えてくれました。

 

「ザ ・ノース・フェイス」のサミット・シリーズのパーカ

いくつものスリットが入った化繊綿「ベントリックス」を中綿に使った「サミット・シリーズ」のパーカ。活動中は涼しく、休憩の際は体を冷やさない優れもの。3万円/ザ・ノース・フェイス(ザ・ノース・フェイス マウンテン 03-5466-9278)

推薦人
ムロフィス ディレクター 中室太輔さん(39歳)
PRオフィス、ムロフィスのディレクターを務める傍ら、ブランディングディレクターとして企業ブランドに関する案件なども手掛ける。

混迷を深めるベトナム戦争真っ只中のアメリカでは、物質主義に傾倒する社会や既存価値へのカウンターカルチャーが隆盛を極め、鋭い感覚を持った若者たちが自然へと回帰しようとしていました。

そんな時代に生きる若者たちに向けて寝袋を作ったのがザ・ノース・フェイス。そこからダウンジャケットなどに派生していく、というストーリーだけでもいい話だと思いますが、そのうえ過酷な環境にチャレンジする冒険者たちの命を守れるほどにスペックを昇華させたのが「サミット・シリーズ」のアイテム。

実際にヒマラヤ級の山に登るクライマーたちが山頂でも着られるような高機能ジャケットが、スペックそのままに原宿のような東京のど真ん中のショップで買えるのも、ザ・ノース・フェイスのすごいところですね。

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「マウンテン ハードウェア」のシェルパーカ

携行用の収納袋が付く、ナイロン製のソフトシェル。脇下のベンチレーションや止水ジップなど、野外で活きる機能の数々が男心をくすぐる。上から2万5000円、2万7000円/マウンテン ハードウェア(コロンビアスポーツウェアジャパン 0120-193-803)

推薦人
俳優 水上剣星さん(36歳)
10代の頃にモデルとしてキャリアをスタート。約5年間の在米を経て、帰国後は俳優としても活躍する。アウトドアが目下の趣味。

僕が20代の頃、デザイナーの宮下貴裕さんにお会いしたら、マウンテンハードウェアの服を本当に格好良く着ていたんです。その姿が衝撃的で、自分でも着てみたくなり、原宿のオッシュマンズに走りました。

それで買ったのが薄手のシェルだったんですが、とにかく着ていてラク!真夏もTシャツの上に羽織ったりしているし、確実に今まで着てきた服の中でいちばん袖を通しています。

そのペースでもう6〜7年は使っているのに劣化もほぼない。まだまだ現役だけど、同じものをもう一着欲しいなぁ(笑)。

 

「ホワイトマウンテニアリング」のマウンテンパーカ

シャープな切り替えとランダムに配したロゴが印象的なマウンテンパーカ。軽量でなめらかなゴアテックス3レイヤーを使用しており、機能性と快適性を兼備。9万8000円/ホワイトマウンテニアリング 03-6416-5381

推薦人
オーシャンズ 編集長 江部寿貴(43歳)
少年時代、リーバイスとラルフで目覚めた服の嗜好はいまだ雑食。アヴァンギャルド系は苦手。似合う顔と体型に恵まれなかった。

去る1月24日に配信された2021AWのオンラインショーを観て感動した。昨年からのコロナ禍により、それまで開催していたパリでのファッションショーをオンラインに切り替え、各ブランドが手探りで表現方法を探すなか、それを見事にやってのけた約7分30秒に及ぶ映像に、ブランドコンセプト「服を着るフィールドはすべてアウトドア」の魅力が表現される。

この服を着て冬の街を闊歩して、雪山を滑走したいと強烈に思った。

 

清水写真事務所=写真 星 光彦、来田拓也=スタイリング 増山直樹、早渕智之、長谷川茂雄、森上 洋、いくら直幸、髙村将司、大西陽子、中田 潤、今野 塁、菊地 亮=文

# ザ・ノース・フェイス# ホワイトマウンテニアリング# シェルパーカ# マウンテンパーカ
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