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2020.07.23

ファッション

加水分解したスニーカーも蘇る! 驚きのスニーカー専門クリーニング体験ルポ

オーシャンズ世代にとって切っても切れない存在のスニーカーとデニム。
この2大アイテムに特化したクリーニングサービスが、全国に先駆けて「バルコ ランドリー プレイス 代々木上原」で始まった。
この2大アイテムに特化した専門的なケアを叶えるクリーニングサービスが、全国に先駆けてバルコ ランドリー プレイス 代々木上原で2020年の5月末から受付を開始!

「加水分解してもあきらめないで」という仕掛け人の正体

誤解を恐れずに言えば、スニーカーは消耗品。革靴のようにソール交換ができるわけでもなければ、大切に保管していたとしても加水分解を起こすリスクもある。
しかし、スニーカー好きにとって「お気に入りを大切に履き続けたい」というのは紛れもない事実。そこで、全国80店舗以上展開する「バルコ ランドリープレイス」は、シューズブランドH.KATSUKAWAを主宰する勝川永一さんと、スニーカー特化型のクリーニングサービスを開発。それをこの度、東京・代々木上原のショップでスタートさせたのだ。
勝川永一●東京生まれ。国内のシューズメーカーでの勤務を経て渡英。ポール・ハーデンに師事したのち、2004年に帰国。’07年にブランド「H.Katsukawa From Tokyo」をスタートする。イギリスの「ノーザンプトン博物館&美術館」に東洋人では初となる靴の収蔵されているほか、数々の受賞歴を持つ。
そこではいったい何をしてくれるのか? 履き潰す一歩手前の2足を持ち込んで、検証したいと思う。
 

履き潰す一歩手前のスニーカーの自己紹介

ということで、今回持ち込んだのはこの2足。汚れきった靴を人前にさらすのは若干恥ずかしいが、それぞれのプロフィールも簡単に記しておこう。
・ナイロンアッパーのナイキACG
現役で絶賛ヘビロテ中のナイキ ACG リアクト テラ ゴービー。
デザインが気に入った「ナイキ ACG リアクト テラ ゴービー」は主に普段履きしていたが、“オール・コンディション・ギア”というブランドからのメッセージに甘えてキャンプなどでも履きまくる。結果、砂埃などの細かな汚れが取れなくなってしまった。目の細かい化繊に詰まった汚れは落ちるのか?
・スエードアッパーのエアウォーク
ソールの破損という理由から冬眠していたエアウォーク ビック オリジナル。
ところどころ履きジワのアタリが出たスエードアッパーの「エアウォーク ビック オリジナル」。3年くらい着用。出自はもちろんスケートボード・シューズなのだが、これでデッキに乗ったことは一度もなし。ソールは破損しており、雨の日は浸水……もうダメかなと、半ば諦めモード。


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