夏まで待てない……「Tシャツ」大特集! Vol.3
2020.06.21
FASHION

「サタデーズ ニューヨークシティ」のオーナーがTシャツに託したメッセージ

Tシャツは「たかが」であるが「されど」でもある。ニューヨークから届いた新作は、まさに今こそ纏いたい2枚。

収束時にはビフォアコロナ以上にベターライフを送るのだという決意をサポートする、未来志向のメッセージが詰まったTシャツをご紹介しよう。

 

ポジティブになれるロゴTシャツ

サタデーズ ニューヨークシティのオーナー[左]モーガン・コレットさん [右]コリン・タンストールさん
[左]モーガン・コレットさん●1984年、米カリフォルニア州生まれ。ブランドディレクションのほか、マーケティングやセールスも担当。サーフィン以外の趣味はボクシング。 [右]コリン・タンストールさん●1979年、米コネチカット州生まれ。大学卒業後、NYで雑誌出版社に勤務。2007年にモーガンと出会い、’09年サタデーズ ニューヨークシティを設立。ブランドディレクションとビジュアル統括を担当する。

パンデミックが未だ終息を見せない今、緊急事態宣言が発令されていた日本以上に生活が制限されていた場所がある。大都市ニューヨークもそう。3月22日から始まったロックダウン(都市封鎖)によって、それまでの日常生活は過去のものとなった。

1日を自宅で過ごし、テレワークで仕事をする。日本も似た状況だったが、ニューヨークの外出制限はさらに厳格で、オンとオフの区切りを明確にしづらい日々が続いていた。それでも日本より2週間以上も長く厳しい生活を送るサタデーズ ニューヨークシティのオーナー、コリン・タンストールとモーガン・コレットは「この危機を乗り越え、より良く生きていきたい」と口を揃える。

「喧騒のない空っぽの街を見ると違和感を感じるし、ネガティブな気分にもなる。きれいに晴れ渡った日なんかは特にそうだね。ウイルスは目に見えないから家の外は普段と変わらない。でも自宅から出られない状況は世界から取り残された気分になるんだ。

ただ誰もが窮屈な時間を過ごしているはずの毎日のなかで、夜7時になると次々に家の窓から身体を出し、医療従事者ほかコロナと最前線で戦っている人に賛辞を送るべく拍手をしたり、いろんな音が聞こえてくる。ここの人たちは強いよ。タフな状況を乗り越えようとしている。そしてみんなが普段の生活を取り戻せるように願っているんだ」。

人通りが激減した街で触れた人びとの温もり。それは有事だから感じられたニューヨークの側面。同じように、サタデーズのいつもの“顔”にも異なる意味を感じてしまう。

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ポジティブになれるロゴTシャツ
6000円/サタデーズ ニューヨークシティ www.saturdaysnyc.co.jp

ボディに大きく描かれた「スラッシュ」ロゴは2009年の創設時から、ブランドが考えるライフスタイルをシンボル化したもの。公私のバランスをより良く取ろうと提案するもので、両者の境界があやふやになってしまった今、改めて新しい線を引こうと背中を押してくれるように思える。

さらに下のTシャツの胸に宿る「CHILL PILL」という言葉は、「リラックス」を意味する1990年代によく使われていたスラングだという。

Tシャツの胸に宿る「CHILL PILL」という言葉は、「リラックス」を意味する1990年代によく使われていたスラングだという。
6000円/サタデーズ ニューヨークシティ www.saturdaysnyc.co.jp

家族や仲間と新しいストーリーを気負わず楽しみながらつくっていこうというポジティブな姿勢が感じられる。

 

清水健吾=写真 菊池陽之介=スタイリング 加瀬友重、髙村将司、いくら直幸、秦 大輔、今野 塁、菊地 亮=文

# サタデーズ ニューヨークシティ# Tシャツ
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