ファッション目線で探した黒いランニングパンツ。そのまま街歩きもどうぞ!
「にわかランナーのウェア探し」とは……
ランニングは全身運動だが、いちばん大事なのはやっぱり脚の動き。つまり、パンツ選びは特に重要なのだ。
ストリートでも今のキブンにぴったりで、しかもそのまま走り出せる機能性も備えた黒のパンツをリコメンド。
①街に下りてきた山パン

グラミチ×アーバンリサーチ
毎シーズン、高い人気を誇るグラミチとアーバンリサーチのコラボシリーズから最新作が登場。今回は機能素材ソロテックスを採用し、ストレッチ性や形状回復性など数多くのスペックを搭載。
またコラボの特徴であるナローテーパードフィットはそのままに、本作ではレングスをトレンドのアンクル丈にアレンジしている。山登りのパンツだったグラミチは街に下りてきて、さらに走れるくらいに進化した。
②釣る、走る、海で遊ぶ

ダイワ ピア39
こちらは大手釣り具メーカーから今季デビューした最注目のアパレルライン。撥水加工が施された表地は、マイクロリップストップナイロン素材で耐摩耗性とストレッチ性の向上も図っている。
裏地はメッシュ素材でベタつきを感じにくく、肌をドライにキープ。水浴び程度なら海でも使える。釣りのノウハウが凝縮されたショーツはランニングをも快適にするのだ。
③走ったついでに増えた荷物も

アルクフェニックス
短時間のランニングや近所への散歩などの場合、極力手ぶらで外出したいもの。そんな願いを叶えてくれるのが、大容量ポケット付きのこのショーツ。
両サイドに配されたコンテナ型ポケットは内部で複雑に仕切られており、あらゆる形状の持ち物を効率的に整理・携帯することが可能だ。ランついでに買い物しても問題なし。
④次のアポへのダッシュも快適!

イサオラ
高い速乾・伸縮性とともに、都会的なテーパードシルエットを携えたダイナミックチノ。余計な装飾を削ぎ落としたミニマルなデザインは普段使いにも取り入れやすい。
スラックスとも見紛うモダンな佇まいはブランド創業の地、ニューヨークの街並みを想起させる。アポまで時間がないってときのダッシュも快適だ。
次回はブラックのヘッドギアを見てみよう。
「走ろう!」と思ったと同時に頭をよぎる「何着て?」というハテナ。格好も気にするにわかランナー諸君はひとまず「黒」を選びなさい。三日坊主になったときの保険として馴染みのブランドで探しなさい。そのうえで選んだウェアを着たら、三日以上は走りなさい!
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清水健吾=写真 菊池陽之介=スタイリング 大関祐詞=文