ユースケ部長も登場! 「とにかく気分がアガる服」特集 Vol.32
2020.05.24
FASHION

ジップアップパーカへの乗り換え組続出中。あるプルオーバー派の悲劇

タフで気楽でスポーティ。パーカはいつだって僕らの頼れる味方だ。ただ今季はもう一段アガる機能面も考慮したい。

プルオーバー(=かぶる)タイプではなく、着脱容易なジップアップタイプの恩恵を、とある男の実体験から今一度噛み締めよう。

 

ジップ仕様ひとつで夫婦円満!? プルオーバーにおきた悲劇

ヘビーウェイトな生地に、トレンド感のある適度なドロップショルダーのジップアップパーカ。
ヘビーウェイトな生地に、トレンド感のある適度なドロップショルダー。フードやポケットのヴィンテージライクな糸のほつれなど、細部にもこだわりが散見する。[男性]パーカ2万8800円/ノンネイティブ(ベンダー 03-6452-3072)、カットソー7000円/ビューティ&ユース(ビューティ&ユース ユナイテッドアローズ 渋谷公園通り店 03-5428-1893)、デニム2万1000円/ホワイト ライン(グランデッド 03-5354-6088) [女性]シャツ2万4000円/フランク&アイリーン(サザビーリーグ 03-5412-1937)、デニム3万2000円/シー(エスストア 03-6432-2358)、ブレスレット3万5000円/ルス オーティス(アーバンリサーチ ロッソ グランフロント大阪店 06-6485-7057)

「まさかあんなことになるなんて、夢にも思っていませんでした」。男は神妙な面持ちでそう振り返る。

その日は、妻の誕生日。「せっかくだからせめて」と、ランチへ出かけた。お気に入りのデニムに合わせたのは、昨年秋に買ったプルオーバータイプのパーカ。いわゆる、フーディだ。冬はコートのインナーとして重宝したが、いよいよ暖かくなって主役に抜擢。

しかし店内は日当たりも良く、むしろ暑め。おもむろにパーカを脱ごうとしたそのとき、悲劇は起きた。

肩がうまく抜けず、「あ、あれ〜」と奇声を上げる男。しかし、その姿は声以上に滑稽だった。大きめサイズのはずが、汗のせいかスマートに脱げない。四苦八苦するうちに汗の量は増え、髪型も崩れていく。

「ちょっと!」という妻の囁きもプレッシャーになり、焦りに焦る男。腹を露わにしながらようやく脱げたパーカを脇に置いたとき、Tシャツにはシャレにならない汗染みが浮かんでいた……。

乾いた汗染みの代わりに気まずさが残る帰り道、ショーウインドーに飾られたジップアップパーカに目が留まる。「こ、これやん!」。フロントが開くデザインが、男の視界も開いてくれたのだ。

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おすすめジップアップパーカ4選

おすすめジップアップパーカ4選

1_「シーグリーン」
凹凸のあるコットンポリの編み地に鮮やかなイエローを纏わせ、着心地もビジュアルも軽快に。左脇下には隠しポケットを備える。2万円/シーグリーン(タトラス インターナショナル 03-5708-5188)

2_「ヴァンズ」
両袖とバックには、お馴染みのメッセージ「OFF THE WALL」が堂々と、しかもネオンカラーでプリントされる。こんなときだからこそ、余計に染みるじゃない。1万800円/ヴァンズ(ヴァンズ ジャパン 03-3476-5624)

3_「マイケル・コース メンズ」
レトロスポーツを漂わせる大胆なロゴ使いやボーダーのリブが、今また新鮮。とはいえカラーは王道のグレーなので、気負わずに羽織れるはず。1万6000円/マイケル・コース メンズ(マイケル・コース 03-5772-4611)

4_「スリードッツ」
伸縮性を備えたパイル編みの生地は、ボディだけでなくフードのドローコードにまで採用。触るたびに優しさを感じる仕上がりだ。2万8000円/スリードッツ(スリードッツ青山店 03-6805-1704)

 

谷田政史(CaNN)、川田有二=写真(人物) 鈴木泰之=写真(静物) 菊池陽之介、松平浩市=スタイリング 勝間亮平=ヘアメイク 加瀬友重、髙村将司、増田海治郎、いくら直幸、増山直樹、秦 大輔、今野 壘、菊地 亮=文

# ヴァンズ# スリードッツ# マイケル・コース# ジップアップパーカ
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