種カジのタネあかし Vol.42
2020.05.22
FASHION

ネタ元・ブラピ。ジャージーパンツをお洒落に仕上げる“種流トレース”

リラックスしているのに大人っぽい「種カジ」とは……

オーシャンズ世代にとってジャージーパンツとの付き合いはやや難しい。

部屋着感どころか学生の部活感まで滲む懸念すらある。が、さすがの種さんは、色気すら漂わせるから不思議。

「スウェットパンツじゃユルすぎるけど、ベルベット×ニードルスのジャージーはリラックス感がありながら、きちんと外着に見えて優秀なんです」。

「スウェットパンツじゃユルすぎるけど、ベルベット×ニードルスのジャージーはリラックス感がありながら、きちんと外着に見えて優秀なんです」。

ーー赤・黒・白の3色が絶妙にミックスされた配色も巧み。このポイントは?

「ジャージーのコーデを考えたときに脳裏を横切ったのが、映画『スナッチ』のブラッド・ピット。彼が劇中で着用していたパンツを元ネタにして1点赤を利かせつつ、ほかはシックな色みでまとめました」。

ーー実際に劇中のブラピがはいていたパンツは青だったが、パッケージでもトップスで取り入れていた赤を引用し、ヒネリを加えた。そういえば以前、RUN DMCリスペクトのジャージースタイルも披露していましたね。

「ありましたね、懐かしい」。

ーーキャラクターの印象的な要素を抽出して、トレースしながら独自に再構成しているんですね。

「まんまだと単なるコスプレですから。ここにトレンドや自分の好きな要素を加えます。パーカでスポーティ感をアップ、ブーツで大人らしい艶感をプラス。ひと工夫加えることで新たな発見が生まれますよ」。

ーープランナーとして日々アイデアを生み出すために映画鑑賞は欠かせないそう。「気になるシーンは一時停止してガン見(笑)」するという種さん。僕らは素敵な種さんを“ガン見”しちゃう!?

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今月の種カジ・ポイント

「落ち着き感を強調すべく小物はブラックを基調に。髪型を気にせず被れるハットも同様」と、お気に入りブランド、チャコールのものを。

「落ち着き感を強調すべく小物はブラックを基調に。髪型を気にせず被れるハットも同様」と、お気に入りブランド、チャコールのものを。

大好物のジェーイーモーガンのサーマルをインナーに。「サーマルは最近のマイブーム。似合わなくなったらカラダがたるんでる証拠(笑)」。

大好物のジェーイーモーガンのサーマルをインナーに。「サーマルは最近のマイブーム。似合わなくなったらカラダがたるんでる証拠(笑)」。

 

「ジャージーパンツを街着に見せるために」と選んだ、オフィチーネ クリエイティブ×ノンネイティブのサイドジップブーツ。

「ジャージーパンツを街着に見せるために」と選んだ、オフィチーネ クリエイティブ×ノンネイティブのサイドジップブーツ。

 

「種カジ」とは……
「お洒落であるより、格好良くありたい」と言う種市 暁さんのスタイルに本誌が注目し、“種カジ”と勝手に命名して早数年。いつもパッと見の印象は無造作なのに、なぜか格好いいから不思議。そんな彼の装いの“タネ”をムリヤリ解説してもらう企画。
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PROFILE
たねいちあきら●東京・下町出身の都市と自然を縦横無尽に行き来する旅男。この冬は趣味であるスノーサーフを満喫。長年勤め上げたビームスを退社後、フリープランナーとしてさまざまなモノ・コトを仕掛ける業界のキーパーソンに。種カジのこぼれネタがポストされるインスタグラム(@taneichiakira)も要チェック!

山本 大=写真 髙村将司=文

# ジャージーパンツ# 種カジ
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