ワークパンツの代表格、ディッキーズは若かりし頃から慣れ親しんだ定番アイテム。
大人になった今とてはきたい気持ちに変わりはないが、ルーズにこなすと持ち前のスケーター色が色濃く出てしまいかねない。これを、スマートにクリーンにこなす手立てを考えたい。
まずは王道「874」を上品にはくためのハウツーを
定番「874」のワイドなストレートシルエットは、太パン隆盛の今こそ気分。販売時についているセンタークリースは活かし、裾はダブルに折り返し。ここに、Tシャツ&カーディガンで柔和さを加えて、レザーの短靴で折り目正しく締めくくる。やんちゃ感皆無の大人の仕上がりに。
人気ショップ&ブランドが考える大人のためのディッキーズ別注
ともすると強めに出がちなストリート色を、各社が既に「大人顔」に仕上げた別注モデルを選ぶのは妙手。ディッキーズの粗野な雰囲気は堪能しながらも、手軽に大人っぽさが手に入るだろう。
for RHC
RHC ロンハーマン ディレクター 永原太蔵さんに聞いた“大人ポイント”「さまざまなTPOを持つ大人の生活の幅にフィットする狙いで作ったのが本作。『874』の広い腰回りを活かして膝下から裾にかけてテーパードさせ、九分丈に近いジャストレングスに仕上げました。素材は、オリジナルのTCツイルから変更。赤みが出にくくクリーンに色落ちするようなストレッチ素材に変えています。
おすすめは、着こなしに応じたサイズ違いの2本持ち。ジャケットに合わせたいときや、トップスにボリュームを持たせたいときはジャストサイズを。ストリート色を強く、あるいはモードを着崩したいときは、ワンサイズアップを。着こなしに合わせてはき替えてもキマるよう仕上がっています! 」。
× BEDWIN & THE HEARTBREAKERSディレクター、渡辺真史さんが惚れ込み、毎シーズンコラボを実施。タック入りで腰から裾のテーパードが際立つシェイプの最新作。クライミングパンツ風のウェビングベルトが付属。
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