2019.11.04
FASHION

会社の女子社員、実は引いてるかも……仕事服を成功に導く4つのキーワード

知ってるつもりの彼女のキモチ●あなたは、そばにいる女性の気持ちを、本当にわかっているだろうか? 服装、遊び、家事、仕事。どこか、ひとりよがりになってはいないだろうか? 会社の部下、同僚、取引先のあの人、妻……彼女たちの本音を知って、我がふり直せ。

前回、街の若手OLに聞いた「男性上司の理想のビジネススタイルはどれ?」

ビジネス服の選択肢が増加している昨今、上司や先輩男性社員の職場でのオシャレを、社内の後輩&部下の女性たちはどう見ているのか!?

街角なリアルな声に耳を傾けると、格好いいと思うスタイルとともに出るわ出るわ、女性目線のビジネス服のNGが。

部下も後輩も増えてくる40代のビジネススタイルで越えちゃいけない境界線、その狭間を4つキーワードから確認しよう。


1:スーツは兎にも角にも「サイジング」

「スーツを着ている男性は、それだけでも格好いい」。今回の街頭アンケートでもよく耳にしたこの言葉。

王道のネイビーのスーツ。きっちりサイズ感を守れば、これだけで十分なようで。

毎週5日間はジャケットに袖を通すビジネスマンにとっては、実に勇気の湧く言葉ではないか。ただ、それはあくまでも“完璧なサイジングだったら”の話である。

「袖口のシャツの出かたやサイズ感が合っていないと、せっかくのスーツも台無し。ブカブカのジャケットだとだらしなく見えますし、細身過ぎるのも気持ち悪い(笑)」(IT会社勤務、30代)

「ベルトの位置やスラックスの丈感は気になりますね。革靴にパンツがグチャって乗っかってると、あちゃーってなる」(食品メーカー勤務、20代)

彼女たちの意見からも分かるように、好印象を生むサイジングは、兎にも角にも“自分を知る”ことが大事なのだ。

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2:「柄」に対する風当たりは強い

今回、さまざま若手OLの話を聞いて多かったのは、「柄モノ」を取り入れることへの難しさ。

「明るいチェックのジャケットをよく着る上司がいるんですけど、なんでいつもチェックなんですか? って聞いたら、だってかわいいじゃんという返答……イタいなって思います」(外資系商社勤務、30代)

「上下で違う柄のジャケパンとかを見ると、頑張ってるなぁって(笑)。誰か、年相応という言葉を教えてあげて!」(電機メーカー勤務、20代)

前回の記事のアンケートで人気だった柄の取り入れ方は、一見目立たないハウンドトゥースのパンツ。あくまで「さりげなく」がポイントだ。

無理していると思われがちな柄アイテムに対しては、まあ、辛辣な意見のオンパレード。もしも取り入れるなら、コンサバな着こなしの中にチラッと見えるぐらいがちょうどいい。とにかく慎重を期すべし!


3:「ベージュ」は万能ではなく、諸刃の剣

コートだったりチノパンだったり。優しくも品のある空気を自ずと漂わせるベージュには、きっとビジネススタイルでもお世話になったことがあるだろう。しかし、頼りにしていた万能色が、まさか諸刃の剣だったとは……。

アンケートで5位にランクインしたベージュのコートスタイルは、襟にオレンジ色を入れることで新鮮な着こなしに。

「ベージュのトレンチコートは父もよく着ていたので、なんだか古くさく感じます」(不動産勤務、20代)

「ベージュのコートって、どこかくたびれた感じがしませんか?」(保険会社勤務、30代)

「ベージュのパンツは肌色を想像してしまって気持ち悪い」(医療機器メーカー勤務、20代)

アンケート1位のベージュのジャケットスタイルは、タートルネックのインナーでオジサン臭さをOFF!

迷ったときに発動していた“ベージュ頼み”という奥の手。しかしそれは、世代や性別が変われば通用しない、幻想に過ぎなかったのかもしれない!?

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4:ジャケットのインナーの落とし穴は「色選び」

スタイルに変化をもたらし、タイドアップでも優しくカジュアルな印象に見せる、ジャケットの下のニットやカットソー、女子ウケは必至でしょ、と思いがち。だが、その方程式の良し悪しの分水嶺は、どうやら色のよう。

「インナーばかりが目立っていてはダメ。ジャケットと合ってないと、頑張ってる感がアリアリです」(広告代理店勤務、30代)

「ジャケットの下にピンクのニットを着てきた上司。はっきり言って彦○呂にしか見えませんでした」(金融関係勤務、30代)

「グレーのインナーはありですけど、明るい色だと、高校生か教頭先生にしか見えない」(教育関係勤務、20代)

ユースケ部長のアンケート上位のスタイルは、いずれも濃色のインナーをチョイス。「落ち着いた印象」「さりげない」と高評価だった。

印象が強いだけに派手色の扱いはとかく注意が必要。あくまでスーツの脇役になる落ち着いた濃色を選ぶのが、火傷しないための無難な洗濯だ。


彼女たちの辛口な意見に思わずドキッとした人も、いるかもしれない。しかし、裏を返せば、この4つさえ頭に入れておけば職場の部下や後輩の女性から、白い目で見られることは少なくなる、はず。

「若いもんの意見なんぞ」と無下にせず、臨機応変に新たなスタイルを取り入れていくのも、できる上司・先輩の条件かもしれない。


菊地 亮=取材・文

# ビジネス# ユースケ部長# 上司# 女性目線
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