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2:「柄」に対する風当たりは強い

今回、さまざま若手OLの話を聞いて多かったのは、「柄モノ」を取り入れることへの難しさ。
「明るいチェックのジャケットをよく着る上司がいるんですけど、なんでいつもチェックなんですか? って聞いたら、だってかわいいじゃんという返答……イタいなって思います」(外資系商社勤務、30代)
「上下で違う柄のジャケパンとかを見ると、頑張ってるなぁって(笑)。誰か、年相応という言葉を教えてあげて!」(電機メーカー勤務、20代)
前回の記事のアンケートで人気だった柄の取り入れ方は、一見目立たないハウンドトゥースのパンツ。あくまで「さりげなく」がポイントだ。
無理していると思われがちな柄アイテムに対しては、まあ、辛辣な意見のオンパレード。もしも取り入れるなら、コンサバな着こなしの中にチラッと見えるぐらいがちょうどいい。とにかく慎重を期すべし!
 

3:「ベージュ」は万能ではなく、諸刃の剣

コートだったりチノパンだったり。優しくも品のある空気を自ずと漂わせるベージュには、きっとビジネススタイルでもお世話になったことがあるだろう。しかし、頼りにしていた万能色が、まさか諸刃の剣だったとは……。
アンケートで5位にランクインしたベージュのコートスタイルは、襟にオレンジ色を入れることで新鮮な着こなしに。
「ベージュのトレンチコートは父もよく着ていたので、なんだか古くさく感じます」(不動産勤務、20代)
「ベージュのコートって、どこかくたびれた感じがしませんか?」(保険会社勤務、30代)
「ベージュのパンツは肌色を想像してしまって気持ち悪い」(医療機器メーカー勤務、20代)
アンケート1位のベージュのジャケットスタイルは、タートルネックのインナーでオジサン臭さをOFF!
迷ったときに発動していた“ベージュ頼み”という奥の手。しかしそれは、世代や性別が変われば通用しない、幻想に過ぎなかったのかもしれない!?


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