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4:ジャケットのインナーの落とし穴は「色選び」

スタイルに変化をもたらし、タイドアップでも優しくカジュアルな印象に見せる、ジャケットの下のニットやカットソー、女子ウケは必至でしょ、と思いがち。だが、その方程式の良し悪しの分水嶺は、どうやら色のよう。
「インナーばかりが目立っていてはダメ。ジャケットと合ってないと、頑張ってる感がアリアリです」(広告代理店勤務、30代)
「ジャケットの下にピンクのニットを着てきた上司。はっきり言って彦○呂にしか見えませんでした」(金融関係勤務、30代)
「グレーのインナーはありですけど、明るい色だと、高校生か教頭先生にしか見えない」(教育関係勤務、20代)
ユースケ部長のアンケート上位のスタイルは、いずれも濃色のインナーをチョイス。「落ち着いた印象」「さりげない」と高評価だった。
印象が強いだけに派手色の扱いはとかく注意が必要。あくまでスーツの脇役になる落ち着いた濃色を選ぶのが、火傷しないための無難な洗濯だ。
 
彼女たちの辛口な意見に思わずドキッとした人も、いるかもしれない。しかし、裏を返せば、この4つさえ頭に入れておけば職場の部下や後輩の女性から、白い目で見られることは少なくなる、はず。
「若いもんの意見なんぞ」と無下にせず、臨機応変に新たなスタイルを取り入れていくのも、できる上司・先輩の条件かもしれない。
 
菊地 亮=取材・文


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