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2019.08.25

ファッション

ジャケットの下で能力発揮! 縁の下の力持ち的な機能シャツ3選

働く男の夏対策●今の季節、働く男にとって強敵なのが、陽射しや湿気による不快指数の急上昇。体のジメジメも、ときには人間関係のジメジメも御免被りたい貴方のために、夏の仕事をサラサラにするアレコレを紹介する。
ビジネススタイルもカジュアル推奨の世の中とはいえ、いつもノージャケットで過ごせるわけではない。
まだまだ残暑厳しいこの時季に、ジャケットを羽織っても涼しい顔していられる機能派シャツを、汎用性の高い定番型で選んでみた。

1:シップス
老舗のこだわりと技術が産んだ“天然アイス”素材

スイスの老舗紡績メーカー、スポエリー1866社の「スポエリー アイスコットン」を使ったシップスのドレスシャツ。
通常、合成繊維を用いたり生地に加工を行うことで実現することが多い接触冷感、ドライタッチ、防シワなどの機能を、天然由来のアイスコットンのみで実現している。
各1万3900円/シップス(シップス 渋谷店 03-3496-0481)
その秘密は、スポエリー1866社独自の超強撚技術。コットン生地が保温・保湿性を持つ要因となる繊維の細かな毛羽立ちを極限まで抑えた超強撚糸を用いることで、ヒヤッとドライな肌触りをもたらしてくれる優れものなのだ。
背中にダーツを取ったやや細身のシルエットが、ジャケット着用時に窮屈さを生まないのも優秀。
 

2:トライアーノ
ストレッチ性+αで、快適性も寿命ものびのび

先日紹介した「スーツ界の“クレイジージャーニー”が作ったモンブラン登頂スーツ」のイタリアブランド、トライアーノ。スポーツウェア並みの機能性を備えた開発技術は、シャツでもいかんなく発揮されていた。
2万2000円/トライアーノ(ユナイテッドアローズ 新宿店 03-5321-7531)
このシャツ、とにかくよく伸びる。生地にはセットアップと同じくスポーツウェアにも使われるナイロン×ポリウレタン素材が用いられ、抜群のストレッチ性でパンツにインした際の窮屈さはほぼ皆無。
縦横両方向に伸びる生地の織柄は、よく見ないとわからないほど精巧にプリントされたもの。
さらに、高い通気性と防臭性、吸水速乾性により、汗をかく時季でも快適さが長続き。またナイロン×ポリウレタン素材は強い弾力性を持ち、型崩れもしにくく、何度も洗濯しても元のシルエットをキープしてくれる。
ただ伸びるだけじゃなく、快適に着られる時間も、使える寿命も延ばしてくれる秀作だ。
 

3:ラコステ×エストネーション
新たな“マイ定番”確定

言わずと知れたワニのマークのフランスブランド、ラコステと、日本を代表するセレクトショップであるエストネーションがタッグを組んだコラボアイテム。
1万9000円/ラコステ×エストネーション(エストネーション 0120-503-971)
ベースは通称“パリポロ”と呼ばれる、比翼の付いたラコステの定番ポロシャツ。そこに、今回のコラボのために、吸水速乾性、通気性、ノーアイロン仕様といった機能を備えたコットン100%の新素材を開発した。
そのほかにも、細かな凹凸のあるファブリックが快適な肌触りで、日本人に合わせて細かく調整したアームホールはジャケット着用時にももたつかず、快適さを高めてくれるなど、細部までこだわり尽くした逸品。
胸のロゴはボディと同色にすることで、より大人っぽい印象にしているのもポイントだ。

カラーはネイビー、ブラック、ホワイトの3色。まだまだ残暑厳しいこの時季、ビジネス&休日のマイ定番に、“色ち買い”するのも大いにありだ。
 
高橋絵里奈=写真 スタイリング=柴山陽平
※掲載時には価格が変更している場合があります。


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