2019.08.08
FASHION

Tシャツ・グランプリ@フジロック。着用率でみる人気アーティストは?

されど、Tシャツ。●これまで何枚着てきたか、Tシャツ。服としては何よりシンプルなつくり、Tシャツ。理想の一枚に出会ったと思ってもすぐに次が欲しくなる、Tシャツ。されどで探す、今年いちばんの、Tシャツ。

豪華アーティストの共演に、今年も大盛況のうちに終わったフジロック。日本のみならず世界各国からもコアな音楽ファンが集う巨大フェスだけに、イケてる装いのロックピープルもあちらこちらに。そんな彼らはどんなTシャツでフジロックに臨んでいたのか? 会場を歩き回ってリサーチした結果がこちら!

フジロック着用Tシャツランキング
1位 フジロック・オフィシャルTシャツ
2位 ELLEGARDEN(エルレガーデン)
3位 今年のヘッドライナー系
4位 RAMONES(ラモーンズ)
5位 定番アーティスト系

想定内と予想外が混在するランキング。では、実際に会場でパパラッチした着用者の姿を見ていこう!

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1位 「フジロックTシャツ」派をパパラッチ!

フジロックに縁の深い忌野清志郎がプリントされたオフィシャルTシャツ。
フジロックに縁の深い忌野清志郎がプリントされたオフィシャルTシャツに、イエーって言えー!

まず、ダントツの1位は「フジロック・オフィシャルTシャツ」。古くは2002年のものから、今年出来立てホヤホヤの最新作まで、色もデザインもまさに百花繚乱。

毎年人気のRockin’ Jelly Bean とのコラボTシャツで、これは2012年のもの。
毎年人気のロッキン・ジェリー・ビーン(Rockin’ Jelly Bean)とのコラボTシャツで、これは2012年のもの。
こんな派手な色もフェスならピッタリ。
こんな派手なデザインもフェスにピッタリ。
長岡在住のロックファンはオリジナルのフジロックTシャツで参戦。
長岡在住のフジロック・ファンは自作Tシャツで参戦。

毎年さまざまなブランドとのコラボが行なわれているが、なかでもビームスが手掛けるTシャツは洗練されていて人気が高い。また、毎年参加している人の中には、フジロックが好きすぎるあまり自分でデザインしてしまうツワモノもいた。

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2位「エルレガーデン」派をパパラッチ!

2005年のツアーTシャツを着たツワモノも。
2005年のツアーTシャツを着用。バンドへの愛が伝わります。

2位は、この度10年ぶりの復活を果たしたELLEGARDEN(エルレガーデン)だ。復活後初となるフジロック出演を見届けようと、全国から多くのファンが集まり、会場のあらゆる場所でさまざまなバリエーションが見られた。

着2018年に行なわれたワンオクロック(ONE OK ROCK)とエルレガーデンのツアーTシャツ
着用率No.1は、2018年に行なわれたワンオクロック(ONE OK ROCK)とのツアーTシャツ。
アキレス腱を切ったものの、エルレのために駆けつけた。Tシャツはもちろん!
アキレス腱を切ったものの“エルレ”のために駆けつけた。タオルも持参!
ひときわ目を引いたオレンジ。バックプリントがクール。
ひときわ目を引いたオレンジ。バックプリントがクール。

彼らがデビュー間もない頃から追い続けているというファンの男性(40代)は、「このTシャツを、また彼らのライブで着られる日が来るなんて」と感慨深げ。バンドTは単なるファッションではなく“ファンの誇り”でもあるのだ。

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3位「ヘッドライナー」派をパパラッチ!

新ユニット「トゥモローズ・モダン・ボクシーズ」で出演したトム・ヨーク。ファンはトムのバンド、レディオヘッドのTシャツを着て応援。
新ユニット、トゥモローズ・モダン・ボクシーズで出演したトム・ヨーク。ファンはトムのバンド、レディオヘッドのTシャツを着て応援。

ヘッドライナーを務めるアーティストのTシャツを着る人も多かった。初日のトリを務めたケミカル・ブラザーズ、トム・ヨークが属するレディオヘッドが多数派。

2日目に出演したデス・キャブ・フォー・キューティーのTシャツ。
2日目に出演したデス・キャブ・フォー・キューティーのTシャツ。デザインもナイス。
ケミカル・ブラザーズの最新Tシャツは、会場で購入したという。
ケミカル・ブラザーズの最新Tシャツは、会場で購入したという。

なかには、3日目のヘッドライナーだったザ・キュアーのTシャツを「毎日日替わりで着ている」という気合いの入ったファンも。

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4位「ラモーンズ」派をパパラッチ!

母と双子の娘さん、3人でお揃いのラモーンズ。
母と双子の娘さんでお揃いのラモーンズ。

アーティスト単体で圧倒的支持を得ていたのはラモーンズ。もはやロックTシャツの代名詞的存在になっていることもあるが、何より、フジロックを主催するスマッシュは80年代からラモーンズを日本に招聘してきた会社。メンバーのジョーイが亡くなったときもフジロックのステージで追悼セレモニーを行なったほどだ。

かつて在籍していたメンバー、C. J. ラモーンのTシャツ。コアなファンに違いない。
かつて在籍していたメンバー、C. J. ラモーンのTシャツ。コアなファンに違いない。
これぞ定番なラモーンズロゴ。
これぞ定番なラモーンズロゴ。

そんなわけで毎年ラモーンズTシャツは多く見かけるが、今年は親子3人でお揃いにしたり、小さな子供に着せたりとキュートなコーディネートを楽しんでいる人が多かった。ちなみに、ヴィンテージのラモーンズTシャツの価値についてはコチラをチェック。

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5位「定番アーティスト」派をパパラッチ

永遠のロックアイコン、デヴィッド・ボウイももちろん!
永遠のロックアイコン、デヴィッド・ボウイももちろん!

その他、多かったのは「定番アーティスト」派のTシャツ。鉄板のビートルズ、ザ・ローリング・ストーンズはもちろん、デヴィッド・ボウイ、カート・コバーン、プリンス、ジョー・ストラマーなどなど、レジェンド系は根強い人気。

ニルヴァーナのカート・コバーンTシャツ。ヒステリックグラマーのものと推測します。
ニルヴァーナのカート・コバーンTシャツ。このサングラスも探したなぁ。
シド・ヴィシャスTで、いくつになってもパンクマインドをキープ。
シド・ヴィシャスTシャツを着て、いくつになってもパンクマインドをキープ。
シンガポールから参加した男性は場内でジョー・ストラマーTシャツを購入、即着用。
シンガポールから参加した男性は場内でジョー・ストラマーTシャツを購入、即着用。

また、今年は映画『ボヘミアン・ラプソディ』の大ヒットによりクイーン人気が再燃。フジロックでの野外シアター「富士映劇」での上映があったこともあり、クイーンTシャツを着た人をたくさん見かけた。

これは大ブームになる以前の2014年のツアーTシャツ。
これは大ブームになる以前の2014年のツアーTシャツ。
場内で上映される『ボヘミアン・ラプソディ』を楽しみに来場したカップルはペアルックで。
場内で上映される『ボヘミアン・ラプソディ』を楽しみに来たというカップルはペアルックで。

存命アーティストでは昨年出演して話題になったボブ・ディランを始め、パティ・スミス、ポール・マッカートニー、レディー・ガガが多数派で、解散してしまったバンドではソニック・ユース、オアシス、ザ・スミス、ストーン・ローゼズのTシャツを着ている人もたくさん見られた。

また、ロックT以外ではモンベル、チャムス、パタゴニア、マムートといったアウトドアブランドのTシャツを着る人が年々増えている印象で、フェスファッションも「ロック系」「アウトドア系」に二極化しつつあることを実感。

さて、来年は何着て行こう?


Yuki Kuroyanagi=写真 美馬亜貴子=文

# Tシャツ# エルレガーデン# フジロック# ラモーンズ
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