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2019.07.28

ファッション

ファッション業界人が太鼓判! サマースタイルを有意義にするボトムス選


ファッション業界の目利きに聞いた、自分にとってサイコーッ!の夏服。同世代が独自の審美眼でピックアップしたそれらは、我々のサマースタイルをまたひとつ有意義にしてくれるヒントになるに違いない。彼らの夏のこだわり、分けてもらおう!


「ベンダー」ディレクター&バイヤー 小田 聖さん Age 36 が選んだ
「テアトラ」のパンツ


「ベンダー」ディレクター&バイヤー 小田 聖さん Age 36 が選んだ 「テアトラ」のパンツ

「あまりの快適さに感動。今では3本持ちです」
長年のバイイングを通し、ハンドメイドの工芸品から最新テックウェアまで、膨大な服を吟味し、実際に試してきた小田さん。それだけに目が肥えているが、そんな彼をうならせたのがテアトラのイージーパンツ「リゾート」。「あまりの快適さに感動して買ったのが2年前。今は同じモデル3本を使い回しています」というから、たいした偏愛ぶりだ。



「ソロテックスというストレッチ生地を使っていて、膝も抜けないし動きやすい。もともとは航空機内で快適に過ごせるようにデザインされていて、ポケットも多く、配置も工夫されています」。夏は軽装が一番=手ぶら派の小田さん。バッグを持たずに済む収納力も手伝い、すっかり手放せなくなったという。

 

「BIN」ディレクター 阿久津誠治さん Age 42 が選んだ
「アタライユ」のショーツ


「BIN」ディレクター 阿久津誠治さん Age 42 が選んだ 「アタライユ」のショーツ

「ニースのオジサンみたいにはけると格好いい」
阿久津さんにとって、魅力的な服の基準のひとつが専門性。「例えば、特定のシーンで使うものなのに、普段の街中でも魅力的に映るものがすごく好きなんです」。夏で言えば、水辺のためのスイムショーツもそのひとつで、挙げてくれたのはフランス発の専業ブランドのもの。かなり短い丈がポイントだ。



「例えばピカソの生前の写真なんかを見ると、バスクシャツにすごく短いショーツをはいてたりしますよね? 南仏のニースにいるオジサンのようなショーツのはき方にすごく憧れるんです。日本人には馴染みがない着方で、しかも女性の反応は良くない(笑)。でも、大人になるほど似合いますし、僕は格好いいと思うんです」。



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