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「キャプテン サンシャイン」デザイナー 児島晋輔さん Age 42 が選んだ
「キャプテン サンシャイン」のセットアップ


「キャプテン サンシャイン」デザイナー 児島晋輔さん Age 42 が選んだ 「キャプテン サンシャイン」のセットアップ

「日常から旅までこれさえあれば快適」
例年に増して暑さが厳しそうな今年の夏。児島さんが自身のブランドのなかでも気に入っているのが、日本の気候に合わせて作ったセットアップだ。「コットンにリネンとシルクを混紡した薄手の生地を使っています。ジメッとしている季節には、このリネンのシャリ感が心地いい」。

英国の古着をヒントにしたという、くすんだ色合いのグレンチェック柄。パンツは腰ヒモ付きでベルトなしでもはける仕組みだ。「シワも気にする必要がなく旅でも重宝します。落ち着きのあるチェックなので、中はTシャツやスキッパーのポロとかだけでサマになるのがポイント」。着心地が楽でコーディネイトもイージー。なるほど、どんな場面でも一緒にいたくなるわけだ。

 

スタイリスト 鈴木 肇さん Age 42 が選んだ
「アナトミカ」のパンツ


スタイリスト 鈴木 肇さん Age 42 が選んだ 「アナトミカ」のパンツ

「10年間最高だったのは、オリジナリティのあるもの」
「色みが面白いなと思っただけで、本当に何の気なしに買ったんです。それが、気付いたらもう10年近くはき続けています」。鈴木さんはこのパンツとの思い出をそう振り返る。打ち込みが強くしっかりとした、珍しい茶系のシアサッカー。アナトミカが「トリムフィット」と呼ぶ、腰回りゆったり&裾すっきりという好バランスは、なるほど確かに今見ても古臭さがまったくない。

「毎年春を過ぎると引っ張り出すのですが、そのたびに新鮮に感じます。当時も今も、トレンドのど真ん中になることはないけど、やっぱりオリジナリティのあるものは残るんだと、結果で教えてくれた服です」。その信頼感は、この先の10年も変わらなそうだ。



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