もっともっとシンプルな思考経路で、直球で夏を楽しむための装い。それが「海を感じる柄の服」だ。ヨット、サーフ、ヤシの木。魚や貝殻なんてのもいい。そんな柄のシャツやショーツを纏えば、小難しい理屈抜きで夏の楽しさを体感、体現することができると思う。
着こなしのポイントはひとつだけ。Tシャツでもショーツでも、「海を感じる柄」を軸に同じ色みでまとめてみよう。合わせる服を同系色でシンプルにすることで柄の魅力がより引き立ち、メリハリのあるコーディネイトが完成するというわけだ。
「ポロ ラルフ ローレン」のショーツ
ショーツ1万円、Tシャツ9000円／ともにポロ ラルフ ローレン（ラルフ ローレン 0120-3274-20）、サングラス4万5000円／アイヴァン7285（アイヴァン 7285 トウキョウ 03-3409-7285） スポーティな要素を取り入れたクラシックスタイルが魅力のポロ ラルフ ローレン。ポニーロゴがアイコニックなブランドだが、実はマリンなデザインもリリースし続けてきたのをご存じか。
例えばこちらのスイムショーツ。海洋をイメージしたネイビーベースのボディにヨットやスイマー、ブイの柄が全面にプリントされた短丈ショーツ。クラシカルなコットンボディで濃紺による落ち着きもあり、レトロなマリンスタイルという文脈で取り入れれば大人に似合うこと間違いなし。
「スコッチ アンド ソーダ」のシャツ、ショーツ
シャツ1万3500円、ショーツ1万1500円／ともにスコッチ アンド ソーダ 原宿店 03-6712-6919 「ハウス オブ パーフェクト ストレンジャー」を今季テーマに掲げるスコッチ アンド ソーダ。トロピカルなムード溢れるジャマイカのバンブービーチ、虹色に輝くオーストラリアのパームコーブなどをキーワードにしたコレクションは、まさにとっておきの夏服だ。なかでも注目がこちらのシャツ＆ショーツ。
波を捉えたサーファーが描かれた柄と、テロッとしたレーヨンの雰囲気でヴィンテージテイストな佇まいに。こういう豪快なヤツは街じゃなくリゾートで存分に楽しみたい！
清水健吾、山本雄生＝写真（人物・静物） 荒木大輔、菊池陽之介＝スタイリング MASAYUKI（The VOICE）、松本和也（W）＝ヘアメイク 加瀬友重、谷中龍太郎、黒澤卓也＝文 Bow’s Surf＝コーディネイト
