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2019.06.10

ファッション

海での正装に外すことがで“きぬ”「エルメス」のシルクハット

毎年6月第3週に行われるイギリスの競馬レース「ロイヤルアスコット」。王室メンバーをはじめとした正装の紳士淑女が集うことでも有名だから、テレビで見たことがある人も多いのでは。

さてフロックコートに身を包んだ紳士たちの頭の上にのっているのが、円筒型の本家シルクハット。それとは色もデザインも違うが、こちらのハットも正真正銘“シルクハット”なのである。

正真正銘“シルクハット”である/エルメス 6万5000円/エルメス(エルメスジャポン 03-3569-3300)


実は素材がシルク100%。ブルーとグリーンの絹糸を日本の伝統技術により格子柄に編み込んだ涼しげな見た目だから、“海辺の正装”の仕上げに打ってつけというわけだ。

ロイヤルアスコットで競馬を楽しむ機会はそうないと思うが、このシルクハットを被る機会なら、いくらでも作れそうじゃないか。

 

鈴木泰之=写真 柴山陽平=スタイリング 加瀬友重=文

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