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2019.05.27

ファッション

初めての老眼鏡で広がった世界とは? 〜種市暁、老眼鏡を買う その3〜

見るモノ変わるメガネの世界
迫りくる老眼、ブルーライトとの戦い。年齢や時代とともに気になることが増えてきた目とメガネにまつわるアレやコレ。正しい知識と選択で、自分の視界も他人の視線もガラッと変わる。見るモノ変わるメガネの世界、ご覧あれ。
オーシャンズでの連載「種カジのタネあかし」が人気の種さんことフリープランナーの種市 暁さん。46歳になった今、気になり始めたのが“近くのものが見えにくくなってきた”こと。そう、老眼である。
対応してくれたのは東京・神宮前にあるマイキータ ショップの店長、高橋さん(写真右)。
そこで、ドイツが誇るアイウェアブランド、マイキータに優れたレンズがあると聞き、東京・神宮前にあるショップを訪れた。
>「種市暁、老眼鏡を買う その1」(フレーム選び編)はコチラ
>「種市暁、老眼鏡を買う その2」(レンズ作り編)はコチラ
約2週間後、ついにメガネが仕上がったとの連絡が入り、店舗にて感動のご対面。さて、初めての老眼鏡とは?
 

感動の対面! もう手放せない?

――店長の高橋さん、早速仕上がったメガネを見せてください。
種市「ドキドキしますね」
高橋「こちらです」
シャンパーニュゴールドのチタンフレーム。丸みを帯びたウェリントンの玉型に。薄いパープルのカラーを入れており、サングラスライクにも使える。「STUDIO5.5」シャンパンゴールド フレーム6万1000円、レンズ8万5000円/マイキータ(マイキータ ショップ トーキョー 03-6427-5232)
種市「品があってキレイですね。見た目だけでもアガります」
高橋「では、どうぞ」

種市「うわ! すごい!」
高橋「ですよね」
――やっぱり、違いますか?
種市「これは完全に手放せなくなるヤツですね」
高橋「検眼のときにお話しましたが、少し乱視も矯正してありますので、老眼以外の視野も見やすくなっているはずです」
種市「だからか! スマホもとってもよく見えそうです。ただ、遠くを見ているとレンズの下のほうがほんのりボヤっと感じますが、問題ないですか?」
高橋「最初だけ気になるかと思います。というのも、このツァイスのレンズは1枚に見えていくつかのエリアに分かれています。遠方を見ているときには使わない近距離用の度が下のエリアに入ってますので、その部分が最初は少し気になるかもしれません」
――もともとメガネ経験がないわけですもんね。
高橋「徐々に慣れていただくために、最初は食事、デスクワークあたりの“止まった状態”から掛け始めるといいかもしれません。運転は視野が狭くなるので、慣れてからのほうがいいですね」

種市「なるほど。運転は慣れてからですか」
高橋「ただ、種市さんが運転をよくされるなら、目の使い方が上手かと思われますので、わりとすぐ慣れると思います」
種市「運転する人って目の使い方がうまいんですか?」
高橋「あくまでも傾向ですが、やはり運転時はさまざまな位置に視点を合わせますからね。正面だけでなく、バックミラーやドアミラー、後方目視など距離感の異なる箇所をいくつも見ることに慣れているから、ということです。カーナビも見やすくなるはずです」
種市「それはうれしい!」


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