2019.02.21
FASHION

40代のファッションのプロが作ったパーソナルショップ、人気はこの3店!

いいモノとのいい出合いが待つ店はどこにある? ググれば数万の検索結果が出てくるが、「選べないし時間もないし」というのが大人の本音。で、頼りになるのはやっぱり生の声。ファッションのプロに聞きました。「あなたの好きな店ってどこですか?」。

最近増えてきたのが、ファッションのプロによるプライベートショップ。いろんな服を、いろんな店を見てきた彼らが作る“城”はどんな空間なのか? ここで紹介する3店は、半年以内にオープンして早くも話題のショップで、手掛けるのはいずれも40代。つまり、我々にとって等身大な店でもあるってわけだ。

①変化と進化が止まらない!
あのスタイリストが手掛ける「ウィンダンシー」

中目黒に移転オープンした「ウィンダンシー」。白を基調とした店内に鮮烈なビビッドカラーがアクセントに。

もとは駒沢に店を構えていた「ウィンダンシー」だが、2018年12月に中目黒に移転。駒沢で店がオープンした当初はアメリカのヴィンテージアイテムが並ぶパーソナルショップだったが、2017年に同名のブランドが正式にデビューし、ブランドショップの形態に変化した。

駒沢時代の店内。中目黒の店と比較するとその変化は歴然。ネサーンスを中心とした洋服が揃っていた。

ここで問題。こちらのパーソナルショップのオーナーは誰でしょう?

正解は、今も業界のトップを走り続けるスタイリスト兼フォトグラファーの熊谷隆志さんだ。

オーシャンズで「熊谷隆志のお洒落で悪いか!」も大好評連載中の熊谷隆志さん。

ウィンダンシーのアパレルラインはオンラインベースでデビューした。だからこそヴィンテージアイテムを中心としていたパーソナルショップからの変化は必然だった。

移転オープン当初の、サタデーズ ニューヨーク シティやFR2とのコラボレーションアイテムが話題を集め、ウィンダンシーの知名度はまたたく間に上昇。その人気は海外へも広がった。

Tシャツやスウェットパーカなどにプリントされている「ウィンダンシー」のロゴがシャッターに。

白金の人気ショップ「ビオトープ」のディレクションに始まり、多くの個性的なショップを作ってきた熊谷さん。今では飲食業でも手腕を奮っており、昨年末オープンした六本木のレストラン「アボセタ」のクリエイティブディレクションも担当している。

そんな中でも、熊谷さんの今の気分が詰め込まれているのが、パーソナルショップであるウィンダンシーなのだ。

ウィンダンシー
場所:東京都目黒区大橋1-6-4
電話:03-5708-5757
営業:12:00~20:00
水・木曜定休


②日本にいる時間よりアメリカでの買い付け時間のほうが長い!
そんな“古着好き”がオープンした「ミスタークリーン横浜」(横浜)

倉庫の一角に店を構える「ミスタークリーン横浜」。これはその外観だ。

古着のウェブショップ「ヴィンテージクローズ&アンティーク ミスタークリーン」を営んでいるフリーバイヤーの栗原道彦さんが、2018年に初めて実店舗をオープンさせた。それが「ミスタークリーン横浜」である。

もともと古着フリークから絶大な支持を得ていた栗原さんが満を持して開いたこのショップ。横浜の中心部から少し離れた高台に位置し、日本随一の港町を一望できる眺望の良さも魅力だ。

ヴィンテージウェアがところ狭しと並ぶ「ミスタークリーン横浜」の店内。

栗原さんは、驚くことに年間の約半分をアメリカでのバイイングに注ぎ込んでおり、古着にかける情熱や知識、そして培った審美眼はケタ違い。栗原さんが買い付けてきた古着を実際に手に取るだけで、いつものショッピングが何倍にも楽しくなるはずだ。

2階はラウンジスペース。買い物に疲れたらここで小休止。

店内には厳選された古着だけでなく雑貨も多く取り揃えているので、女性も子供も楽しめる。休日のドライブがてら、立ち寄ってみてはいかが?

ミスタークリーン横浜
場所:神奈川県横浜市南区山谷92
EAGLE NEST Yokohama 2階

電話:090-2206-1755
営業:12:00〜14:00、14:30〜20:00
月・火曜定休


③オッサンを悩ませる“Tシャツ探し”も万事解決!
UA出身の最強タッグが送る「チャコール TOKYO」(広尾)

「チャコール TOKYO」は、ユナイテッドアローズ出身の板谷大作さんと武井 涼さんが2018年10月に立ち上げたショップ。“ポケT”をメインに展開するユニークな店として人気急上昇中だ。

「チャコール TOKYO」の店内。

ユナイテッドアローズ時代のふたりのキャリアは対照的。板谷さんはブランド運営に関わる要職を務めあげ、一方の武井さんは1992年に入社して以降、現場ひと筋で店頭に立ち続けた。つまり、互いに長所を持ち合うようにしてタッグを組んでオープンさせたのが、このチャコール TOKYOなのだ。

業界でも「品揃えに圧倒される!」「大人なTシャツが揃っている!」と評判のとおり、そのラインナップはバラエティに富んでいる。そして、全体的に落ち着いた印象のアイテムが揃うのも特徴的だ。

すごい量のTシャツ! でも、定番色ばかりだから落ち着いた印象だ。

オッサンともなると、Tシャツ選びには頭を悩まされがち。昔と違って派手なデザインは選びにくくなったが、シンプルすぎてもツマラナイ。そこで役立つのがポケTなのだ。それを豊富なバリエーションから選べればなお良し。

チャコール TOKYOは、まさにそんなオッサンのかゆいところに手が届くショップなのだ。

店長兼バイヤーの武井さん。ファッションの知識を活かした接客力は別格だ。

また「店長の武井さんの人柄も魅力」という声も多く、決して洋服屋が多くない広尾という立地にも関わらず、服好きが通う店として認知され始めている。

チャコール TOKYO
場所:東京都港区南麻布4-2-48 MAビル1F
電話:03-6432-5267
営業:11:00~20:00
(日曜、祝日は11:00~19:00)
不定休

ファッション好きが高じてオープンした、その道のプロたちのパーソナルショップ。彼らの情熱とこだわりが凝縮されたショップに、同世代の皆さんもぜひ一度足を運んでみてはいかが?


谷本春幸=取材・文

# ウィンダンシー# チャコール トーキョー# ミスタークリーン横浜# 板谷大作# 栗原道彦# 武井 涼# 熊谷隆志
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