いやコレ、本当の話。実際に洒落た大人こそ、いつも同じ服を着ていたのだ。でも、こだわりのある大人たちだけに、ついついワードローブからソレを手に取ってしまう理由が面白い。知れば、新しい視点で服と付き合えるはず。
僕らのついつい着ちゃう一番手といえばやはりパーカだろう。いつだってお世話になっているこいつのこだわりを、ファッションのプロたちに語ってもらいました!
「スタンリー・キューブリック プロダクション」のパーカ
「ヴァイナル アーカイブ」デザイナー大北幸平さん Age 42 メゾン顔負けの高品質な素材使いのストリートウェアを手掛ける大北さん。洋服作りに並々ならぬこだわりがある一方、彼のワードローブには正反対のチープな服もチラホラ。
「これは既製のパーカにキューブリックの名がプリントされただけのもの。こういうオフィシャルグッズは、作り込まれていないところに格好良さがあると思う。しかも、僕らファッションブランド側がこれを作ったら手抜きとか言われそうで、真似できないところにも魅力を感じます」。
秋には主役だったパーカは、挿し色にもなる発色の良さで、冬には、好みのダークカラーのコーディネイトに活躍させるとのこと。
コイツもついついコム デ ギャルソン・オムのニット10年以上前に購入して着続けているニット。パターンや縫製など、学ぶことが多い。
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