帰ってきたユースケ部長! 秋冬を楽しむ着回し服のすべて Vol.2
2018.11.01
FASHION

【パーカ編】お洒落なオッサンの「ついつい着ちゃう」はこれでした。

いやコレ、本当の話。実際に洒落た大人こそ、いつも同じ服を着ていたのだ。でも、こだわりのある大人たちだけに、ついついワードローブからソレを手に取ってしまう理由が面白い。知れば、新しい視点で服と付き合えるはず。

僕らのついつい着ちゃう一番手といえばやはりパーカだろう。いつだってお世話になっているこいつのこだわりを、ファッションのプロたちに語ってもらいました!

 

「スタンリー・キューブリック プロダクション」のパーカ

「ヴァイナル アーカイブ」デザイナー
大北幸平さん Age 42 
メゾン顔負けの高品質な素材使いのストリートウェアを手掛ける大北さん。洋服作りに並々ならぬこだわりがある一方、彼のワードローブには正反対のチープな服もチラホラ。

「これは既製のパーカにキューブリックの名がプリントされただけのもの。こういうオフィシャルグッズは、作り込まれていないところに格好良さがあると思う。しかも、僕らファッションブランド側がこれを作ったら手抜きとか言われそうで、真似できないところにも魅力を感じます」。

秋には主役だったパーカは、挿し色にもなる発色の良さで、冬には、好みのダークカラーのコーディネイトに活躍させるとのこと。

フロントを閉めてフードだけ見せてもいい

コイツもついつい
コム デ ギャルソン・オムのニット

10年以上前に購入して着続けているニット。パターンや縫製など、学ぶことが多い。

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「ヴィンテージ」のパーカ

「スイムスーツ デパートメント」代表
郷古隆洋さん Age 46 
さまざまな土地に眠るお宝を探しに国内外を飛び回る郷古さん。彼が数年前にカリフォルニアのスリフトショップで出会ったのがカラフルなジップパーカ。「これを現地のサーファーが愛用していたというのが僕にとっては意外で、それ知って連れて帰ろうと思いました」。

ストーリーのある洋服は確かにそれだけで気分を高めてくれるが、「しかもサイズバランス、コルク製のドローコードなど細部のディテールもすべて好みだった」という。軍パンにデニムに、シンプルコーデでパーカを主役使いした迷いのないスタイルからも“ひと目惚れ”が伝わってくる。

パーカの柄色を拾った靴選び!!

コイツもついつい
「ディガウェル」のジャケット

シックな服が気分の日は、友人デザイナーが手掛けるブランドのダブルブレステッドのものを。

 

「チャンピオン」のパーカ

「スタンダード カリフォルニア」代表 
阿久戸秀高さん Age 51 
チャンピオンといえばリバースウィーブ。ブランドを象徴するアイテムで、愛好家ならずとも知る人は多い。リアルなアメリカを伝えるスタンダード カリフォルニアの阿久戸さんは、そんなチャンピオン謹製のリバースウィーブをいつの時代もそばに置いてきた。それもヴィンテージのものに限られ、こだわりも人一倍強い。

「太いアーム、短い着丈など“昔ながら”のディテールが、僕にとっては愛すべきポイントなんです。そのまま1枚で着れば不思議なサイズバランスが楽しいし、これからの時季は今っぽいビッグシルエットのアウターに合わせようかと」。愛情溢れる1着なのだ。

ダメージはあればあるほど味わいになっていく

コイツもついつい
「アディダス」のスニーカー

ワントーンの「キャンパス」は“スリーストライプス”が主張しすぎないところに、ついつい。

 

中野 理=写真 野村優歩=文 今野 壘=編集・文

# パーカ# 着回し
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