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「ヴィンテージ」のパーカ


「スイムスーツ デパートメント」代表
郷古隆洋さん Age 46 
さまざまな土地に眠るお宝を探しに国内外を飛び回る郷古さん。彼が数年前にカリフォルニアのスリフトショップで出会ったのがカラフルなジップパーカ。「これを現地のサーファーが愛用していたというのが僕にとっては意外で、それ知って連れて帰ろうと思いました」。

ストーリーのある洋服は確かにそれだけで気分を高めてくれるが、「しかもサイズバランス、コルク製のドローコードなど細部のディテールもすべて好みだった」という。軍パンにデニムに、シンプルコーデでパーカを主役使いした迷いのないスタイルからも“ひと目惚れ”が伝わってくる。
パーカの柄色を拾った靴選び!!
コイツもついつい
「ディガウェル」のジャケット

シックな服が気分の日は、友人デザイナーが手掛けるブランドのダブルブレステッドのものを。
 

「チャンピオン」のパーカ


「スタンダード カリフォルニア」代表 
阿久戸秀高さん Age 51 
チャンピオンといえばリバースウィーブ。ブランドを象徴するアイテムで、愛好家ならずとも知る人は多い。リアルなアメリカを伝えるスタンダード カリフォルニアの阿久戸さんは、そんなチャンピオン謹製のリバースウィーブをいつの時代もそばに置いてきた。それもヴィンテージのものに限られ、こだわりも人一倍強い。

「太いアーム、短い着丈など“昔ながら”のディテールが、僕にとっては愛すべきポイントなんです。そのまま1枚で着れば不思議なサイズバランスが楽しいし、これからの時季は今っぽいビッグシルエットのアウターに合わせようかと」。愛情溢れる1着なのだ。
ダメージはあればあるほど味わいになっていく
コイツもついつい
「アディダス」のスニーカー

ワントーンの「キャンパス」は“スリーストライプス”が主張しすぎないところに、ついつい。
 
中野 理=写真 野村優歩=文 今野 壘=編集・文


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