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2018.03.17

ファッション

新生サルヴァトーレ フェラガモを率いるギョーム・メイアンの辣腕

PREMIUM BRAND × DAILY STYLE
SALVATORE FERRAGAMO サルヴァトーレ フェラガモ

37.5歳の日常にフィットする、イタリアの名門ブランドが繰り出すクリエイション。そのプレミアムな友好関係を、ファッションストーリーで。

コート32万円、パンツ4万2000円、靴5万9000円/すべてサルヴァトーレ フェラガモ(フェラガモ・ジャパン 0120-202-170)
ビロード織りにリネンのライニングを貼り合わせたコートは、エレガントで重厚だ。しかし、そのイメージだけにとらわれてはいけない。実はタツノオトシゴや珊瑚といったモチーフでポップな隠し味を加え、普段着との相性を良くしてくれている。指揮を執るのは、幾多のモードブランドでキャリアを積んできたディレクター、ギョーム・メイアン。フェラガモで迎えた2シーズン目、彼の辣腕はさらに冴え渡る。
 
キーホルダー4万6000円/サルヴァトーレ フェラガモ(フェラガモ・ジャパン 0120-202-170)
ブランドのアイコンモチーフ「ガンチーニ」をチャームに採用したキーホルダー。切り出した石のような文様にレザーパーツ、シルバーのカラビナが、タフな存在感を示す。
 
ジャケット73万円、シャツ5万4000円、パンツ5万4000円/すべてサルヴァトーレ フェラガモ(フェラガモ・ジャパン 0120-202-170)
スモーキーなグレーベージュで合わせたジャケットとパンツ。ともするとくすんだ印象になる組み合わせを華やかに見せるのは、毛脚が美しい光沢を放つレザージャケットだ。巧みな素材使いで魅せるシンプルリッチな装い。大人好みと断言しても、異論はないはずだ。
 

靴5万9000円、ジャケット37万円、シャツ6万2000円、デニム5万2000円、バッグ24万円/すべてサルヴァトーレ フェラガモ(フェラガモ・ジャパン 0120-202-170)
ヨーロッパのマリンリゾート「リビエラ」をテーマに据えた今季、かの地の海岸線が似合いそうなエスパドリーユが登場した。レザーアッパーにはお馴染み「ガンチーニ」を象るステッチが。それをデニムに、さりげなく。足元から始める、春の装いの準備。外を歩くのが楽しくなるはずだ。
ブルゾン27万円、シャツ5万4000円、パンツ5万9000円、靴5万9000円、腕時計15万8000円/すべてサルヴァトーレ フェラガモ(フェラガモ・ジャパン 0120-202-170)
フロントジップのテープに採用されたカーフレザーや、タータンチェックの裏地。バーガンディのウール製ブルゾンは、こうしたディテールも見どころだ。襟を立て、少し気取って着るも良し、フロントを開けてチェックを覗かせて着るも良し。その多様性が、ファッションの楽しみを改めて教えてくれる。
 
赤木雄一(eight peace)=写真 菊池陽之介=スタイリング AMANO=ヘアメイク


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