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2017.12.24

ファッション

レトロなのに最新。スキー好きの共感が止まらないスキーが好き過ぎる店主のお店

東京・五本木の住宅街にある「ボーゲン」。ここは、豊富なスキーキャリアを誇る店主が過去の記憶を辿り、服作りを行うブランドのショップ。どこか懐かしくも新鮮なアイテムに、きっと誰もが共感するはず。
ファサードには、プライベートでの親交も深いイラストレーターの竹内俊太郎氏によるイラストが。
ブランドのデザイナーは、スキーを始めて40年のキャリアを誇る小川さん。彼は「小学校のときの記憶」を紐解きながら洋服を作っている。ここボーゲンにはそのコレクションがズラリ。
小川さん曰く、「ウールニットがチクチクしていたり、ニット帽がズッシリしていたり。当時を思い出しながら、そして大好きな古着のディテールを取り入れながら作る服は、僕にとっては最新のデザイン」。
確かに、下の写真で身につけているニットもレトロだがどこか新鮮。おまけにこの生地、ヘリンボーンのように見えて、実はゲレンデをスキーで歩いたあとの足跡をイメージした柄だという。いたるところに、スキーへの愛が溢れているのだ。
ボーゲン デザイナー 小川剛史さん(44歳)
北海道出身でスキー歴40年。サラリーマンなどを経て、スキーを広めていきたいという思いから、2011年に自身のブランド、ボーゲンを始動。2015年にスタートしたショップは先日リニューアルしたばかり。

「昔のスキー板はデザインがクール」と店内の、いたるところにディスプレイ。地方のスキーショップには昔の板が新品のまま眠っていることもあるから、いつも覗いてしまうらしい。

肉厚のウールソックスはレトロな配色でブランド設立時からの人気商品。

スノーボーダーの田口勝朗氏の1990年代のライディング写真を大胆にプリントしたダウンベスト。
小川さんのように、今もなおスキーを愛する大人はきっと多いはず。だからこそ、こんなアイテムを手にすれば、過去の記憶とともにワクワクが込み上げてくるに違いない。
[ショップデータ]
ボーゲン
住所:東京都目黒区五本木2-42-4
電話番号:03-6303-2623
営業時間:16:00〜20:00 ※土曜は12:00〜19:00。週3日営業
不定休


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