2017.10.28

第5回イベントレポート!食卓がインドに染まる調理テクを実践!!

休日の男のカレーという選択は、正直“あるある”だ。市販のルーでマニュアル通りに作るのでは、いささかもったいない。手料理を“趣味”の域に高めるためには、作意が必要。いつものレシピにアレンジを加えるのもいいけど、どうせやるならスパイスの調合から始めてみてはいかが?

……というわけで、オッサンに新たな休日の趣味を提案する「オーシャンズとレジャー」の第5弾イベントは、スパイスカレーの作り方! 9月末の休日に集まった読者にレクチャーしたのは、東京マサラボーイズとして、各種イベントなどでオリジナルカレーを振る舞うスペシャリスト・高木慎太郎さん。

「普段はデザインの仕事を、週末の休日はインド料理を作る活動をしています。5年ほど前に専門店にスパイスを買いに行って、家で作ってみたらすごく辛くて。でもスプーンが止まらないという体験をして、そこからハマってしまったんです」

最初は浅草のシェアスペースを借りて振る舞いはじめ、イベントからケータリングまで、これまでに1500食以上提供してきたのだとか! どんなテクを教えてもらえるのか、いやが上にも期待が高まる。

「ポイントとコツさえ掴めれば難しくないですよ。今回はスーパーで揃えられるものばかりですから、ぜひ家に持ち帰って試してみて下さい。4人分以下だと作りにくいので、最低この量を揃えて下さいね」

早速材料(4人分)は以下の通りだ!

【4人分の材料】
・鶏もも肉 2枚(400〜500g)
・玉ねぎ 中1個(200〜300g)
・ジンジャー・ガーリックペースト 大さじ一杯
(ニンニク3粒と生姜親指大をすりおろして混ぜておく)
・ホールトマト缶 1/2カップ(100ml)
・プレーンヨーグルト 1/2カップ(100ml)※低脂肪ではないもの
・サラダ油 大さじ4
・塩 小さじ2
・水 合計2カップ(400ml)

【パウダースパイス】
色味:ターメリック 小さじ1
辛味:カイエンペッパー 小さじ1〜山盛り
香り:コリアンダー 大さじ1.5

サッと洗った鶏肉は、皮を取り除いて食べやすい大きさにカットする。玉ねぎは縦半分に切り、さらにもう縦半分に(4分割)。さらにここから繊維を断ち切るようにスライスするのがポイントだ。この切り方、短時間で玉ねぎを飴色にするために最適らしい。

「繊維を断つと煮込んだとき、玉ねぎが溶けやすいんですね。また鶏肉は皮を取りましょう。じゃないと、煮込んだときに脂が浮いてきますから」

ニンニクとショウガをすり下ろして混ぜ合わせたら、ホールトマト缶は軽く手で潰しておく。参加者はそれぞれグループに分かれて、下ごしらえを開始!

「材料はすべて事前に計量して容器などに準備しておくと、焦がすなどの失敗がありませんよ」

油を入れ、火を付け、鍋が熱くなったら玉ねぎを投入。

「今日のポイントは、玉ねぎを強火でガンガン炒めること。焦げそうになったら少し水を入れましょう。鍋中の温度が下がり焦げの進行が止まります。そのまま強火で炒め続け、また焦げそうになった水を差して、を繰り返していくと15分くらいで深い飴色になります。玉ねぎをしっかりと炒めて水分を飛ばしていくことで旨味が凝縮されていきます。カレー作りの作業の7割は玉ねぎ炒めと言っても過言ではありません」

参加者が順番に鍋を預かり、しっかり飴色に。上の写真より、もっと深いブラウンなったら弱火にし、ジンジャー・ガーリックペーストを投入。軽く混ぜていい香りがしたら、トマトを加え、少し火を強めてトマトを軽く潰すように2〜3分混ぜる。続けてヨーグルトを投入。1分ほど軽く煮立つまで混ぜよう。

「いよいよスパイスの出番です。焦げやすいので、必ず弱火で入れましょう。また、ひとつ入れるごとに混ぜて粉っぽくならないようにしましょう」

色味をターメリックで、辛味はお好みの量のカイエンペッパーで、そして香り付けに山盛りのコリアンダーを投入し、最後に塩を小さじ2杯入れ、水を1カップ程度入れ沸騰させる。

「ちょっと混ぜる手を止めて、油の色を見てください。スパイスの色が移っていれば、おいしくなっている証拠です。で、ここまででカレーベースの完成。カレーベースは冷凍保存しておいてもいいですよ。ベースを作っておいて、そこに肉や野菜などの素材を入れて煮込めばすぐにカレーが作れます」

続いて鶏肉を生のまま入れ、水を加えずに炒め煮する。火が通って肉の表面が白っぽくなったら、水を1カップ加える。沸騰するまでが強火、沸騰したら弱火で、10〜15分ほど肉が軟らかくなるまで煮込もう。途中、水気がなくなりそうなら、分量外の水かお湯を少量ずつ足して、完成!

「最後に味を見ます。全体の輪郭がハッキリする絶妙な塩加減があるので、それを目指してください。またアレンジ版として最初の油を温める時にマスタードシード(小さじ一杯)、最後の仕上げのタイミングでココナッツミルク(100mlくらい)を加えてもいいですね。南インド風になりますよ」

最後に実食。華やかな香りとコク、さらに絶妙なうまみが複雑に絡み合い、汗が噴き出す。これが自宅で作れるならかなりのレベル! 味付けは塩だけだなんて、にわかには信じがたいクオリティだ。

料理に慣れた参加者は「すごくカンタンなのに、こんなに本格的になるとは思いませんでした!」と感想を教えてくれた。また普段料理しない参加者は「手順さえわかれば、できちゃいますね。家でもやってみます」と大好評だ。盛り上がった当日の模様は動画にまとめてみた。

最後に今日使ったスパイスをお土産に持ち帰ってもらい、この日のイベントは滞りなく終了。

「オーシャンズとレジャー」では、男の休日を盛り上げる趣味の提案として、毎月さまざまなワークショップを開催している。次回はウクレレ! 手軽で奥深〜い音楽の嗜みだ。休日が手持ちぶさただと思っているアナタ、オーシャンズが力になりますよ!

※募集は終了いたしました。たくさんのご応募ありがとうございました。

【オーシャンズとレジャーの会 第7回イベント】
冬でも気分はハワイアン!初心者向けウクレレ爪弾きイベント
【講師】
三井達也さん(ukulele studio 七⾥ヶ浜代表)
【募集概要】
日時:11月26日(日)
①午前の部
②午後の部
場所:BOMA Tokyo
〒150-0042 東京都渋谷区宇田川町33-8塚田ビル8F
TEL : 03-3464-2544
※直接会場までお越しください
定員:24名(午前の部/午後の部の入れ替え制)
参加費:
・雑誌OCEANS定期購読者:無料
・一般読者:3000円
*雑誌OCEANS定期購読者の方は、お連れ様1名まで無料です。
*当日会場にて現金でのお支払いとなります。必ずご用意ください。
締め切り:2017年11月1日(水)
*当選者の発表は、メールの発送をもって代えさせていただきます。

# オーシャンズトレジャーの会# カレー
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